大洪水の歴史
赤は「人間抹殺を理由とした大洪水」 「争い始めた、うるさい」などの理由です。
まさに神話ですね。
黒は「巨人を抹殺するための洪水」 理由は特にはなさそうです。旧約聖書では「ネフィリム(巨人)が産まれたことによって堕落と争いが生まれたから」とされていますが、他は「巨人大きくなりすぎ」や、特に理由が書いていないものが多いです。
緑は「洪水の前後に性がある、洪水型兄妹祖神話」
アフリカのマンジャ族は「大洪水が起こり、生き残った兄妹で子孫繁栄」です。 こちらの方での大洪水は特に神の怒りではなく、大洪水はあくまでも自然災害だという扱いで、 これは『洪水型兄妹祖神話』です。
契りを結んだ兄妹からは肉塊、瓢箪、水棲生物が産まれてくるパターンが多く、中国雲南省の彝族では、兄妹の交会の結果手も足もない肉塊が産まれ、それを二人で切り刻んで山の上から撒いたら、その肉塊の破片の一つ一つが人間となったといいます。
また、山幸彦と海幸彦は「たまたま山に登って、洪水を避けた」という内容ですが、逆に 「近親相姦を行い、神の怒りに触れ大洪水」という説もあります。
朝鮮では「大洪水の後、蟻と蚊の力を借りて少女と結婚」というファンタジックな伝説があり、しかしなんとなく他と毛色が違うような。
また、人類発祥の地『タンザニア』。
タンザニアというよりアフリカですね。
ここには『科学的証明に基づいた人類発祥の根拠』と『伝説としての洪水型兄妹始祖神話』、
『アヌンナキの物と酷似じた文明跡』、『巨人の足跡』があります。
アヌンナキは『タンザニアに降り立ち、ミトコンドリアイブを作り出す。それからメソポタミアまで行き、高度な文明を築き上げる。それからイスラエルへと渡り、12支族として分散した』という足取りが見えてくるような見えないような。
何故アフリカからメソポタミアまで行ったかはわかりません。
紫は「巨人が居た証拠、伝説がある場所」です。
巨人の骨が発見されたという話はオカルト好きな人は良く聞く事でしょう。 最近では作りものでは無いとされる骨も見つかっている様です。これでDNAをしてくれればもっと面白い事がわかりそうですよね。黒の箇所のように巨人が嫌われている話が多いのですが、イヌイット神話ではツニートという心優しい巨人が登場します。
優しい巨人といえば、以前書いた「地球空洞説」のヤンセン親子も会いました。
場所はノルウェー沿岸の北極圏に入った所との事です。
青は「洪水伝説はあるが、赤・黒・緑に該当しない箇所」です。
あとは文明や民族、人々の動きです。