防災対策としての都市農業

2018.03.09 06:02

練馬区での農業は、都市で行われる農業「都市農業」と呼ばれています。


農産物を作り、近くに住む方達に採れたてで安心新鮮な野菜を直ぐに届けられる(移動が少ないのでエコ)ことだけでなく「防災」としても都市農業は活用が期待さています。


ビニールハウスを避難場所としたり、

炊き出しや野菜を届ける支援拠点に、

井戸水がある畑も沢山あるので水の確保に、

沢山の火災が発生した場合、畑がある事で火の回りを防げる可能性等


活用方法は様々です。


ただ、私達農家も「その時にどう行動するか」具体的にはまだ決まっていないため、手探りながらも体験農園で炊き出しの練習をしたり、ビニールハウスで防災訓練が行われていたりします。


水、食料、そして燃料もあるものの、

どこへどう運べば良いのか。

そして多くの都市農家が家族で小規模に経営している状態でも動く事が出来るのか。

災害時の畑は地割れ等起こる可能性もあり、継続は可能なのか。

様々な不安や疑問があります。


現在、WEBサイト上で『私たちの防災』と言う形でコラムを連載中ですが、このように一人一人の声を集めていく事で「それなら手伝える!」と少しづつ対策が見つかるかもしれません。

大きな事は出来ませんが、皆さんと一緒に考えられればと思っています。

ご意見、ご感想等ありましたらメールやSNSのDMでご連絡頂ければ幸いです。


小さな活動がいざと言う時につながる事を祈ります。




都市農業の防災や活用については

下記サイトを参考にさせて頂いています。