ハーブファーマシー でバームを極める
今回は、『ハーブファーマシー』の特集です!
コスメ記事では今まで、「クリーム編」と「バーム編」で2度もご紹介しましたが、
何で「特集」まで組むのか!
『ニールズヤード』の「特集」もまだ部分的にしかやってないのに!!(トナーですね)
理由があるんです。
『ハーブファーマシー』のアイテムは「ライン使い」することに非常に意味があります。
というか、一つ一つのアイテムが次のステップに進むことで
より効果が上がるように 作られているんです!!!
これは、ハーブファーマシーのスタッフに言われた訳でも何でもなく、
あくまでも私個人がラインで使って強く感じたことです。
(もう、ここまでくるとオタの世界ですかね、、、)
まずはいつも通り、『ハーブファーマシー』というブランドのご紹介から。
herbfarmacy (ハーブファーマシー)
ハーブファーマシー というブランド名をちょっと見てください。
ハーブ と ファーム を合わせた造語ですよね。
『ハーブファーマシー』はまさに、その2つの言葉、
「ハーブ」を作る「農園」から誕生した
イギリスのオーガニックスキンケアブランドです。
この農園は、元々はイギリスを代表するオーガニックコスメブランド
『ニールズヤード』にハーブを卸している農園の1つでした。
創始者のポール・リチャーズ氏は植物博士でもであり、
約30年前にこの農園を始めました。
博士は、土壌作りからこだわりハーブを栽培し、
処方作り、成分の抽出、
ボトリングにまで一貫した製品作りに取り組んでいます。
『ハーブファーマシー』の製品は全アイテムが
「SIOL ASSOCIATION」のオーガニック認証を取得しており、
『ニールズヤード』の製品を含め、博士の農園から生まれるハーバルレメディは
英国のオーガニックファンの絶大な支持を得ているのです。
※ハーバルレメディ
…健康や美容に役立てるためにハーブを調整し作られた製剤全般を指す
『ハーブファーマシー』というとやはり、「バーム」のブランド
と思われている方が多いと思います。
私も最初はバームのブランドというイメージでした。
そして、ボディーに使うバームとしては、少々いいお値段だなあ とも思い、
暫くは見るだけだったんですが、
「スキンブースターバーム」という製品が、全身の「リンパマッサージ」に使えると聞いて
初めて購入してみようと思ったんです。
「リンパマッサージ」、そういうものがある ということは
既に知っている方も多いと思うんですが、
私は毎日「リンパマッサージ」をしています。
「マッサージ」というと、凄いとか面倒くさそう とか思うでしょう。
そうでもないんです。
美容ってなんでも、「やらないといけないこと」とか
「わざわざやる」と考えると本当に大変になります。
「ついでにやる」程度の感覚でいると気楽に続けられます。
どうしても疲れている時は、「マッサージはしないで塗るだけでもいいや」
と思ってください。
実際バームやオイルを体にのばすと、
「ついでに気持ちのいいツボだけ押してみよう」
とか思ったりします。
そのくらいの気軽さでいいんです。
美容は「その日一日の完璧」を目指すより「継続すること」が大切
と思っています。
「リンパマッサージ」を語るほど、私は本格的に勉強した訳でもないんですが、
簡単に疲れやむくみがとれるマッサージは今度また書きますね。
で、話を戻して「スキンブースターバーム」ですね。
最初に買うならやっぱりこちらをお勧めします。
ここから先はアイテムごとのご紹介です。
スキンブースターバーム
前回のスキンケア記事「最強バームで冬を乗り切る」でフェイスでの使い方は
一通りやりましたので、今回はフェイスはざっくりと説明しますね。
「リンパマッサージ」をはじめ全身に使えるバームです。
フェイスにも、素晴らしい効果があります。
肌を整える スターウィード
肌荒れを防ぐ カレンデュラ
水分を保つ マーシュマロー
このようなハーブによって、揺らいだ肌を整える力があります。
今回特集を組んだ一番の理由は、バームだけでは勿体無なすぎるほど、他のスキンケアアイテムも良いからです。
そして、その「ライン使い」にはこの「バーム」はなくてはならない存在です。
つまり、『ハーブファーマシー』のアイテムはバームの効果が上がるよう考えられた組み合わせになっています。
「スキンブースターバーム」をどのタイミングで使うのかは最後に書きますね。
この前も書きましたが、「ライン使い」する際の使用目安として私の使用量は、
下の写真の通りです。
クリーム代わりに使うならもう少し多くていいです。
とにかく、塗りすぎはニキビの原因にもなりかねないので、要注意。
また、そのような悩みをお持ちの方には「スターハーブバーム」が向いているかも知れません。
※「スターハーブバーム」・・・スターウィード配合率の高いバームです。
ウォツシュオフ クレンジングムース
カモミールとマーシュマロー配合のダブル洗顔は必要ないタイプのクレンジング。
香りはイランイランが強く、ホットタオルをすると、その香りが更に高まり、
かなりのアロマ効果を感じることができると思います。
滑らかなムース状で、あえて例えると、ニールズヤードのクレンジングに近いのかな。
ニールズより落ちは良く、朝晩問わず使えます。
このアイテムから次のトナーにいくと、この独特ともいえるテクスチャーの意味を感じます。
↓写真の中央がこちらです。プッシュ式で使いやすいですね。
ダマスクローズ アンド エキセアナ トナー(写真左)
スプレー式のトナーです。
こちらを最初にテスターで試した時は、『キャロルプリースト』の「ローズトナー」のような感じかな と思ってました。
(私の溺愛アイテムの1つです。テクスチャーは水のようなトナーで香りが素晴らしい。)
ところがです、使ってみたら全然違いました。
「ウォッシング クレンジングムース」の後使うと、ウソみたいに肌がふっくらしていきます。これは、この組み合わせだから感じることなんです。
クレンジングムース→ダマスクローズ&エキセアナトナー これを組み合わせて使うことに意味があります。
私の場合は(いつものように)そこに「ニールズヤード」のトナーで「拭き取り」を挟みます。
今回に限っては、こちらの「ダマスクローズ&エキセアナトナー」は拭き取りには全く不向きだと思いました。
拭き取るに使うには、蒸発が早すぎる気がします。
なのに、保湿に使うと肌に吸収されふっくらします。
手で試すだけでは分からないのですが、実際にフェイスに乗せるとふんわりしたテクスチャーで、肌を柔らかくしてくれる感じ。
・・・ちょっと話が逸れますが、
これを購入する決め手は、伊勢丹「ビューティーアポセカリー」のスタッフSさんの後押しがあったからでした。
彼女が、このトナーを「所謂水のよう」と表現した私に対して、「でも、確実に浸透して潤うんです。お客様のお肌に合うと思います。大丈夫です。」という言葉をくださった。
(私は簡単にはコスメを変えないので、決めるまでは数回通うこともしばしばあります)
そのコスメが「100%合うかどうか」なんて誰にもわからないことですが、
彼女は持っている限りの知識で説明してくださり、私のコスメ歴をきいた上で太鼓判を押してくれました。
私は、これこそが、本当の意味の「いい買い物」だと思うのです。
だから、通販ではなるべく買わないようにしています。
特に最初に買う時は慎重に、真剣に選んでくださいね。
「いい買い物」がしたいから。
それから、よきスタッフの方との出会いも楽しんでください。
そして話は戻って、トナーって奥が深いですね。。
リプレニッシュ フェイスクリーム
『ハーブファーマシー』の中で、一番保湿力の高いクリームがこちらです。
マーシュマローにより水分を保ちつつ、マカデミアナッツと月見草オイルで油分も補います。
バームとの組み合わせを考え、ややホイップ状に近いとも言える軽めの使用感になっています。
エイジング効果も、バームと組み合わせることで素晴らしく高くなりますが、
組み合わせなくても安心できるくらいの保湿力があるから不思議です。
トナ→クリーム のステップがまた素晴らしい。
他のトナーで組み合わせると、クリームの浸透に差が出ます。
信じられないんですけど、そうなんです。
『ハーブファーマシー』のクリームは3種類ありますが、それぞれが違う効果を考え作られていますから、ご自分に何が合うかはよく検討してから選んでください。
組み合わせるバームによっても、パターンを変えて色んな可能性がありそうです。
例えば、吹き出物に悩んでいる方ならば、
先ほども少しお話しした「スターハーブバーム」と「スターハーブフェイスクリーム」を組み合わせると、かなりの効果が期待できそうです。
また、「ジャストフェイスクリーム」は低刺激の肌に優しいクリームです。
使用量については、1プッシュを目安にしてください。
私は1プッシュで少し余るくらいです。
バームと組み合わせる場合は、クリームの量を多目(1プッシュ弱)、バーム少な目(バームの説明にあった写真の量)が
私には良いバランスでした。
さて、使う順番について。
前回のバームの記事で正解は書いてしまいましたが、
*いくぶん軽く仕上げたいなら バーム→クリーム
*保湿感を上げたいなら クリーム→バーム
がいいと思います。
あとは、自分にどちらが効果的かは実際に使って試して、しっくりきた方の順番でケアしてください!
ポール・リチャーズ博士は、「どの順番でもバームは浸透していくよう作っている」と
おっしゃつているそうです。
それから、最初の写真の右下にあるクリームは、『ラグジュアリー フットクリーム』になります。
こちらについてはまた、単品で取り上げたいと思います。
最後に香りについて。
全体的に、『ニールズヤード』より複雑な香りかと思います。
例えば、トナーに使われている「エキセアナ」というハーブは他ではお目にかかれない珍しいハーブです。が、ハマると癖になります。笑
もう、香りだけで効果を感じるくらいに。(アロマ効果とはそういうものですよね)
単純にいい香りを求めるなら、『ニールズヤード』が向いています。
『ニールズヤード』でハーブを知り、『ハーブファーマシー』にたどり着くのもいいですよね。
オーガニックコスメに興味が湧いてきたら、いつか試してみてください♡
END