『W旦那+(プラス)』第159話 三代目妄想劇場
2018.03.10 00:00
健二郎「たっくん、毎度!!健ちゃんやで!」
隆臣「ちゃんちゃん」
健二郎「チャンチャン♪って…終わってもうとるがな!ちゃうで、健ちゃんって言うてみ」
隆臣「ぶーっ」
健二郎「あらま…たっくん、よだれ吹いてもうたな」
隆臣は「ぶーぶ」と言って、健二郎の胸に顔をくっつけた。
健二郎「あはは…衣装がよだれまみれや…」
直己「ほら‼俺のタオルで拭いてやろ」
健二郎「直己さん、すんません」
隆二「健ちゃんごめんね、大丈夫?」
「ほら、たっくん!パパん所おいで」
隆臣「パーパ」
隆臣は両手を広げ、隆二に抱かれた。
隆二「みんな、ホントにありがとう‼」
直人「ん?そういやもう一人のパパとがんちゃんはどこ行った?」
隆二「大事な話があって二人は外にいます」
直人「大事な話って?」
健二郎「もしかしてリア姉のことか?」
隆二が答えようとすると、控え室のドアが開き臣が戻ってきた。
隆二「話終わった?」
臣「ん、全て話したよ」
隆二「で、がんちゃんは?」
臣「理愛の所へ駆け出していった」
隆二「そっか…」
直人「ん?どういうこと?」
隆二「隠してても仕方ないですね…実は」
隆二は理愛から聞いた剛典の話も全て打ち明けた。
剛典と理愛は愛しあっていた。
剛典の子供がこの世に生を受けなかったとしても…
自分と臣だけ幸せになるわけにはいかなかった。
End