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マヤ

三代目❤夢小説 『直己編⑯』

2018.03.09 23:00

「では、失礼して…」





俺は足を崩してあぐらを組んだ





今日の衣装は袴だったので、裾が乱れずに済んだ





女性は浴衣の袖に手を添えて、内側からしなやかにお茶を置いた





葛で固めた涼しげな和菓子を添えてある





普段から和服で生活しているのだろう





所作の一つ一つに気品があり、女性らしさを感じる





「いただきます」





「どうぞ」





上品な甘さの和菓子に濃い抹茶が絶妙にあっている





目の前に座る女性は、窓の外を見て呟いた





「今日は竹林が泣いているよう…」





「竹林が泣く?」





「ええ、風の強い日は笹の葉が触れ合って、さわさわとよく泣きます」





「素敵な表現ですね」





「…誉め上手な方ですね」





しばらく沈黙が続いた





つづく





夢小説ですが、直己さん目線でストーリーが進んでいきます。