ドライフラワーの期限
風水でドライフラワーがNGであることは、結構知られているところですね。
ドライフラワーはすでに死んだ花であり、生気やエネルギーがなく、よい効果が何もないだけでなく、逆に良くない気を発しています。
コンテンポラリー風水でも、それは同じ解釈になります。
でも、私自身はドライフラワーには期限があり、はじめの新しいうちは多少のエネルギーがあるように感じています。
例えば、それを使ってリースをこしらえた時の楽しい時間の余韻や、まだ香りが残ったもの、まだ鮮やかな色を保っているうちは飾っていても良いように思うのです。
ドライフラワーを見てワクワクしたり、ほっとするようなら、それは<あり>ではないかと。
しかしそのような時間は短く、ドライフラワーが変色してきたり、完全に枯れきった姿に見えてきたり、とっくに埃を被っているかもしれませんし、思い入れもないのに飾りっぱなしになったままのもの、それはさっさと処分すべきです。
私が今通っている美容室にもそれはあります!
シャンプー台に行く度に目に入り、アドバイスしたいところできないでいます。
たぶんそれは美容室をオープンした当初そのままとみられ、観葉植物も多くあることから、緑と枯れ草のその対比が大きく、フレッシュ感やナチュラル感を出す設えながら、そこだけ逆に働いています。
私の師匠は以前、私がアーティシャルフラワー(造花)でつくったスワッグ(花をまとめて逆さに吊したデザイン)を見て、西洋人はこれを見ると、狩りでとった死んだ獲物を逆さにぶら下げているのを連想すると言いました。つまりNGです。
ドライフラワーも束ねて逆さに吊してあることが多く、まさにそれです。
あなたがナチュラルで素敵だなと飾ったドライフラワーを今一度見直してみてください。
それらは、買った、または作った当時のときめきを感じますか?
それらはイキイキと輝いていますか?
そうでなければ、もう処分する時が来ています。
やっぱり生花ですね!