乾燥肌の方必見！椿オイルは「日本美人」のシンプル美容法

庭の藪椿(ヤブツバキ)の実が割れ、種が落ちていました。

この種子を圧搾して採るのが「椿油」です。

今日は、私の愛すべき和ハーブオイルである椿油について書くことに決めました。

椿油というと、よくシャンプーやトリートメントなどの成分に使われていることが多いので、髪によいイメージが強いと思います。

わたしも、もう20年くらい、ドライヤー前の保湿に椿油を愛用しています。

椿油は、ドライヤーの熱から髪を守りキューティクルを修復してくれます。

また、カラーリングのダメージからも髪を守ってくれます。

使用感はさらっとしていて、髪へのなじみが良く、あまりべとつきません。

香りは、ほんのり種子の香りがする程度で、ほとんどありません。

でも、この香り、なんとも言えないずーっと香っていたくなるクセになる香りなんです。(わたしだけ？)

私は、剛毛でくせ毛でしたが、椿油のお蔭で、髪のまとまりが良く、サラサラになり、櫛通りも良くなりました。

また、髪を速く伸ばしたい時は、椿油を髪全体につけて、ゴムでまとめていると、速く伸びます。

髪をセットする時は、まず毛先や髪の内側に付けてから、手に残ったオイルを表面に付けると、ベタッとした感じにならず、自然な仕上がりになります。

でも、この椿油を髪だけに使うのはもったいない！

椿油は、肌にもとても良いのです。

当サロンでは、ボディにはライスキャリアオイル(米の胚芽オイル)を使用していますが、フェイシャルには美容効果の高いこの椿油を使用しています。

椿油には健康機能が高いオメガ9脂肪酸であるオレイン酸が多く含まれています。

オレイン酸が多く含まれるオイルと言えばオリーブ油が有名ですが、オリーブ油のオレイン酸は75%であるのに対して椿油は85％なので、いかに優秀なオイルかお分かりいただけると思います。

オレイン酸は、血中脂肪レベルを下げるため心臓や循環器障害の予防になります。

血液をサラサラにし血圧を下げ、ダイエットにも良いです。

以前は効果で、日用品としては少し高く感じましたが、円高もあり、国産の植物油が見直されるようになり、昔よりずいぶんと手が届きやすくなりました。

スキンケアとしては、肌を再生してくれるので、老化した肌に向いています。

また、保湿効果にも優れているので、乾燥していて血行の悪いひび割れや鱗屑(ふけ状)の出る肌にも向いています。

髪同様、浸透性に優れているため使用感はなめらかでさらっとしていてべとつきません。

もし、さらに美容効果を高めたい方は、ここにお好きなエッセンシャルオイルを入れると良いでしょう。

アロマとの相乗効果で最高の美容オイルになります。

私は、以前はニキビに悩まされ、30代になってもニキビができていましたが、スキンケアにこの椿油を使うようになってからニキビができることが減りました。

また、皮脂のバランスが良くなり、ティーゾーンや顎のベタつきがなくなりました。

鼻や頬の赤みが悩みでしたが、血行が良くなったからでしょうか？

それも治まり、今では出なくなりました。

お客様の中には、油焼けを心配される方もいらっしゃいますが、椿油は酸化しにくく、比較的長時間の保存が可能です。

以外な効果としては、紫外線UVB波長を吸収する作用があるため、軽めの日焼け止めとしても利用できます。

私は、朝はこれ1本で、この後、直接リキッドファンデーションをつけます。

ベースをつけなくても、化粧ムラもなく滑らかで、ファンデーションののりも良いです。

ゆえりゃんでは、椿油の効果が体験できるフェイシャルエステのメニューをご用意しております。

特に、私のようなトラブルを抱えた肌の方におすすめです。

髪に良し、肌に良し、ツバキ油は日本の女性の味方です。

椿オイルで、「椿美人」になりましょう！

○乾燥、小じわ、くすみ、モイスチャーケアにおすすめ！

秋フェイシャル(60分)    9,900円