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マンツーマンでお客様を担当する理由。

2022.10.20 05:33

札幌で美容師をしている尾田川です。


僕が美容師になった約20年前はカリスマ美容師ブームでした。


美容バブル真っ只中。


ただパーマをかけるだけの美容室から、


カットやカラー中心の業界に変わって行き始めました。


現場、カラーをしている髪の毛にパーマをかけるとパサつきの原因になるので、自然とアイロンで形を作る方向に行ったのですけども。。。


美容専門学生がピークを迎えたのが2005年頃。


多すぎる美容師見習い達はいざ働いてもすぐに辞め。離職率は50%という異常な数字を出し続けました。


でも、半分はやめても半分は残っていて、


異常に増えた美容師達は半分残っても今だに異常値で残っているそう。


そして、2010年頃から右肩下がりで美容学生は減り。


2020年にカリスマブーム以前の水準に落ち着いたみたい。


何が言いたいのか?と言いますと。


カリスマブーム期に美容師になった大人(35歳〜45歳)の人数が多すぎるのに対して、


なり手の若者はブーム前の水準ということ。


その間に美容室はどんどん増えていき、


今や札幌は求人募集店舗16店舗に対して1人の美容学生。


という求人戦国時代なのです。


アシスタントは超希少な存在になってしまいました。


昔は僕のような立場のスタイリストがアシスタントを2人とか使って沢山のお客様を担当しているのが当たり前だったのですが、


もうそんな日が来ることは2度とないでしょう。


マンツーマンでお客様を担当しているのは、自分一人でやりたいのではございません。


アシスタントがいないので、一人でやるしか無いんです。


これからの美容室は、お客様1人1人と向き合いながら、ハイスピード&ハイクオリティを求められる時代になるんじゃ無いかと思っています。


今後は小規模サロンがまた増えていくのかな。。。