涙の理由

涙の理由

いい歌だったのだろうか

ただ静かに俺の歌を聴いていた彼

気づいたらその目から涙が流れていた

いつも明るく元気で笑顔溢れている彼が

苦しそうな感じがした

葛藤や戸惑いがあり

不安で溢れていた

とてつもなく溜め込んでいた

強い人間などなかなか実はいない

脆さがやっぱり人にはある

儚さがやっぱり人生にはある

憂うがいいさ

夜の後には朝が来るさ

希望の朝が来るさ