No:15 ごん。
2018.03.09 22:35
屋根裏の古本屋は屋根裏だけあって天井が低い。
約千冊の本を納めた本棚のある空間と
畳をひいた低い天井の空間。
そのふたつを行き来する為に二本太い梁の下を潜らなければいけない。
そしてこれが…絶妙に頭を打つような高さに通っている。
この低さが空間にとって(にじり口)のようなアクセントになっているのが面白い。
表側がほぼ縁側で物理的に内外の区別がない一階と違って
屋根裏は茶室のように内側に外側の環境を引き込んで閉じ込めて内外の区別をなくす
そんな空間を目指した…
だから低い梁にも意味がある。
そう言い張ってるけどやっぱりちょっと…低いかな。
ごん。
あ、また誰か頭うった…
今の音は痛そうだな…。