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旅の記憶。

マドリード 2日目その2 トレド で迷子を楽しむ。

2018.03.10 08:42

白い風車群を後に世界遺産・トレドの旧市街に向かいます。運転手のおじさんに90ユーロを現金でお支払いしてさようなら。ありがとう。おじちゃん。

どなたの言葉か存じませんが、「もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け」という格言めいたものがあるそうです。その言葉の言わんとすることは、トレドに一歩足を踏み入れたらきっとわかると思う。

そんなトレドの街は、三方をタホ川に囲まれた小高い丘の上にあります。かつて首都として君臨し続けてきた威風堂々とした佇まいはトレドの歩んできた歴史そのもの。500年にも及んだイスラム教徒による支配は、この街に今なお多くの影響を残しています。

売られているお土産もどこかモロッコのような雰囲気だったり。

城壁に囲まれた街は、狭い石畳の路地が入り組み、まるで迷路のよう。ガイドブックや地図はバッグにしまって、気の向くままに迷子を楽しむことにしました。

本当に迷子になった妙齢女ふたり。坂を登ったり下ったり。。。疲れた。。。
どこにいても見えるひときわ高い建物はスペインキリスト教の総本山「トレド大聖堂」。そこに山があるから!的な野生の感覚で、迷子になりながら大聖堂を目指します。


美しい、そしてかっこいいと思いませんか?トレド大聖堂。セビーリャの大聖堂と並んでスペイン一の規模を誇る大聖堂で、ヨーロッパでは3位くらいだったかな?わたしはこの大聖堂とつく建築物が本当に大好きなのです。ミラノ、フィレンツェ、パリの大聖堂も本当に素晴らしかった!歴史的建築物という観点からもさることながら、内部の荘厳な雰囲気に、薄汚れた私の魂も浄化されるような気がして。

内部のステンドグラスとシャンデリア。ああ、そう、そうなの。この光のまわし方がなんって素敵なのかしら。。。

ゴシックの教会の特徴は高さが強調されていること。トレド大聖堂は典型的なゴシックのカテドラルにあるような派手さはないけど、内部の装飾が本当に素晴らしい。

そろそろお腹が空きましたので、再び迷子になりながら路地裏のレストランへ。こちらもイスラム文化が感じられます。


ランチタイムのコース料理みたいなものをオーダー。16ユーロくらいだったと思います。自家製サングリアで乾いた喉を潤す至福のひととき。。。オリーブの塩気がちょうどよい。

サングリアばっかり飲んでてあんまりお料理のお写真撮れなかった。。。

Lo Nuestro - Tapería & Restaurante
住所:Calle San Juan de Dios 7, 45002 Toledo, Spain
営業時間:11:00〜18:00


トレドで丸一日を過ごし、帰りも来た時と同じルートでマドリードへ。そして再びサン・ミゲル市場でタパス三昧。翌日は世界最古のレストランで仔豚の丸焼きちゃんを食しますの。いひひ。