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はなねこ

長野の安曇野へ その②

2022.10.21 14:52

前回は白鳥の話まででしたかね。


今日は安曇野の美術館ネタです。


幸運にも白鳥に出逢えた後は、自転車を北アルプス山手の方へどんどん走らせること30分程

安曇野ハーブスクエアでファーマーズマーケットをやってるとのことで、ローカルなマルシェへ行ってきました。


ロースイーツやドライフラワーのアレンジメント、手作りの石鹸やお弁当、マッサージやセラピーなどの出展がありました。


手作りのベジ弁当を買って、切り株をテーブルにして青空食堂でひとやすみ。

安曇野の美味しい空気とハーブガーデンの香りで、お弁当が更に美味しく感じられる。


安曇野はアートラインと呼ばれていて、沢山の素敵な美術館があるのですが、今回は4つの美術館に日を分けて行ってきました。


どこもよかったのですが、今回一番気に入ったのが、『森のおうち 絵本美術館』です。

大人を童心に戻してくれる、ワクワクが止まらない、目をキラキラにさせてくれる場所ですよ。



特別展示で舘野鴻(たてのひろし)作品展「問いかける生きものたち」がやっていて、小さい小さい虫の神秘的でドラマチックな世界を独特の感性で表現するたてのさんに、すっかり心を奪われてしまいました。


『つちはんみょう』というヘンテコな虫の一生を描いた絵本。どの虫の一生も尊いな〜、この地球上で無駄な生命なんて何一つないな〜と、虫をいとおしい存在だと感じました。

生き物に対する愛が溢れて止まらない作品です。


『ねことことり』という作品も、挿絵が美しくて優しい。目が読んだ後にホロリと来て久々に浄化されました。

絵本ってやっぱいいなー。


お土産にこんな絵本を買いましたよー

『翻訳できない世界のことば』


とっても楽しく素敵な本なんです。一生大事にして、毎日パラリとタロットカードのようにめくって1ページごとランダムにメッセージを楽しみたい。


「この本欲しいんですけどー」と訊いてみたら、館内のスタッフに、「あら、この本をよく見つけて下さいましたね〜、この本の良さをわかっていただけるなんて!」と言われて

ちょっと嬉しかった。


どんな本についても詳しく説明してくださり、とっても丁寧に対応して下さる美術館でした。

次回はもっとゆっくり一日中滞在したいくらいです。


もう一つよかったのは大熊美術館。

ロイヤルコペンハーゲンのクリスマスプレート、アンデルセンの絵本、ボタニカルアートが楽しめます。


クリスマスプレートは毎年デザインが違いますが、プレートの一枚一枚どれもが卓越した芸術作品で、クリスマスという家族の温かみや喜びや神聖さがギュッと詰まっている感じ。


それが初版から最新版まで全部観れるのはもうそれはそれは圧巻です。

教会風の建物も安らぐ癒しの空間。

こじんまりしてるんだけど、好きだなぁ。


続く...。


私のお気に入りの一枚 ↓