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kojinkai

空いた時間の使い方。

2022.10.22 01:00

今日、中学2年生の指導は

数学は中2内容にかたがついたので、

英語をやってからは個々に

演習の時間をとりました。


ある意味これは一つの観察でも

ありました。


私立の子たちはほとんど

英語をしてました。

公立トップの子は数学の問題を

所望していたので指示しました。

附属の子は英語をやったり、

数学をやったり、

漢文を完成させにいってました。

通塾経験が長い子、私の考え方を

理解している子がほとんどで、

さすがの動きだったと思います。


勉強が苦手な子は等しく、

すぐに理科や社会の

問題演習に移行しました。


この授業の後、

来月のお便りを見せました。

そこには、「国数英の重要性」を

説明するコラムを生徒向けに

書いていました。


これが、今日の一連の流れでした。



基本的に、テスト前でもないこの時期は

国数英を完全にしておく事が

最も重要で、点取りにいきやすい

理社は、平日は授業ノートや

教科書の読み直し、

内容のまとめ直しをし、

週末の演習で補完すればいい。

そんなに時間をかけずとも

理社は大丈夫です。


優先順位を理解できずに

甘い蜜に誘われるように理科や

社会の演習に動いた子たちには

警笛を鳴らしました。



毎日圧倒的にやるべきは

国数英の3科です。

順位上がりきってない子は

絶対にここの3つをやるべき。


理科や社会で多少上げても

それは対症療法にしかならず、

やはり、3科のどれかに

完璧に自信を持てるように

なるようにまずは日常を

仕掛けるべきです。


もちろん、中3の切羽詰まった時期には

どうしても点をとりにいきたいので

理科なんかをめちゃくちゃさせたり

毎日地歴をさせたりしますが、

中2はそんな時期ではありません。


成果は出にくくとも、愚直に

3教科に向き合う事、特に

数学と英語ですね。


めちゃくちゃ数学が苦手なら、

教科書の例題や練習問題、

章末にある問題を片っ端から

理解することから始めたいです。


めちゃめちゃ英語が苦手なら、

授業で渡しているプリントを利用し、

書き取りと和訳の練習、

単語の覚え込みを徹底してほしいです。


自学ノート3ページとか4ページ縛りとか

して、自分の限界を越えるための

トレーニングを積むべきです。



うちは、定期テストの過去問などは

絶対持たない主義なので、汚い方法で

すぐ成績を上げさせたりはしません。

正攻法で、正しい対策をして、

自分で成果を出してこそ、

自分なりの学習法を確立できると

確信しています。


テストで点を取るために

勉強しているわけではないのですから。



時期ごとにどの教科に対して

どのようなアプローチをすべきか。

これが理解できてはじめて、

上位に立つためのスタートラインに

立てるのだと思っています。