展示会雑記、そして少しSDGsのこと
去る10/18(火)~10/20(木)に東京ビッグサイトで開催された、
メガネの国際展示会「iOFT(International Optical Fair Tokyo)」に行ってきました。
最新のメガネ・アイウェア・眼鏡関連製品が、世界中から一堂に出展する「日本最大の眼鏡専門展」です。
有名ブランドのメガネフレームから、福井県鯖江のハウスブランド、海外の個性的なブランドまで、数多くのメガネ、サングラス、メガネレンズ、メガネグッズなどが大きな会場に展示され、これからのメガネのトレンドが垣間見えてくるようなイベントです。
この記事では、個人的に目についたものを、脈絡なく、独断と偏見でリストアップしましたので、こんなものもあったよ~的な雑記として、ゆるいお気持ちでご笑覧いただければ幸いです。
※現時点では、残念ながら、ほとんど和真メガネでの取扱いはありません!(汗)
それでは…
漆器職人手塗りのメガネフレーム(ユニバーサルエージェント株式会社)。
鯖江は越前漆器で有名な、漆のまちでもあります。
脈々と受け継がれるその匠の技がメガネに結実。
まさに世界にひとつだけの個性派フレーム。
スポーツ・アウトドアシーンに向いたメガネフレーム。
耐衝撃性が高く、医療器具にも用いられる超弾性樹脂 PPSU(ポリフェニルサルホン)を使用しています。
メガネフレーム用の超弾性樹脂としてポピュラーなウルテム素材などよりも、複雑な造形が可能な素材です。
※和真メガネでもファイテンコラボフレームの一部で使用しています。
鼻パッドがないメガネ。
テンプル(腕)の下にサイドパッドなるものがあり、それがほお骨でフレームを支える構造です。
女性などに悩みが多い、鼻パッドによるお鼻の赤みや跡がつきにくいそうです。
似たようなフレームは和真メガネでも取り扱っています。
お次はレンズ。
メガネレンズのブルー光線カットは、いまやポピュラーな一般的機能ですが、こちらは「イエローカット」機能をもったレンズ(株式会社ホプニック研究所)。
黄色い光をカットし、視認性と防眩性を向上させるそうです。視感透過率75%以上で夜間の運転にも使用可能とのこと。
とてもキレイでカワイイ樹脂製のアクセサリーたち。
メガネブランド「GOSH(ゴッシュ)」のもの。
ポップなメガネチェーン。
呪術廻戦のサングラスもありました(笑)。
メガネの産地・鯖江は、ものづくり分野を中心に内発的に発展し、成長を遂げてきたまち。
今後、50年100年と将来にわたって成長力を確保し、持続可能なまちづくりを進める上でSDGsの理念に賛同し、市民や経済界、市民団体、大学等と協働で取り組んでいるそうです。
鯖江に限らず、やはり多くの出展企業で、SDGsを意識したものづくりや取り組みが感じられました。
植物由来原料を採用した、環境にやさしいバイオマスメガネレンズ(株式会社アサヒオプティカル)。
JORA(日本有機資源協会)などのバイオマス製品認定も取得しているそうです。
リサイクルPETボトルや、生分解性アセテートで作られたメガネフレーム(有限会社 ウチダプラスチック)。
人と環境に優しいメガネフレームとのこと。
「経年侵化」と銘打ったメガネフレーム(スギモトデザインスタジオ)。
素材、塗装などいつかは剥げていくもの。そこで逆に経年変化を楽しもうというコンセプトの商品だそうです。
変化を前向きに受け入れて長く使い続けるなら、それもまたサステイナブルかもしれません。
国内、海外問わず、プラスチック製ではなく、ウッド(木製)のフレームも見かけます。
メガネフレームやレンズだけではなく、リサイクル生地を使用したメガネケース(名古屋眼鏡株式会社)です。
メガネケースに限らず、メガネクロス(メガネ拭き)などでも、リサイクル素材を使ったものが、会場では結構見受けられました。
当日は天気もよく、ゆりかもめから見える水上バスの船着場が眩しく見えました(当日は乗れませんでしたが)。
展示場でさまざまなメガネの新商品を見て触れて、私たちも、お客様へ新しい価値観と品質を持ったメガネと関連商品、サービスのご提供が出来るよう、工夫・努力していかねばと意を新たにした次第です。
そしてまた、和真メガネとして、まだまだ途上ではありますが、SDGsの実現に向けて、少しづつ企業努力を重ねていきたいと考えております。
現在、おつくりいただいたメガネをお渡しする際には、環境を考慮した紙製の袋と、繰り返し使用が可能なプラスチックフィルムの厚さが50マイクロメートル以上の袋を採用していますが、
袋が不要というお客様には、公式アプリにエコスタンプをひとつプレゼントしております。
通常のご来店スタンプと併せて、貯まるとお得な特典に変えられます。
ご希望のお客様は、店舗スタッフにお申しつけください。