大屋雄裕×角田陽一郎「A:法律は敵か味方か?法哲学を思考する」【AtoBtoC 知のエンタメトーク005】
05ゲスト:大屋 雄裕(おおや・たけひろ)
慶應義塾大学法学部教授、専攻は法哲学。東京大学法学部を卒業、同大学助手・名古屋大学大学院法学研究科助教授・教授等を経て現職。著書に『自由か、さもなくば幸福か?:21世紀の〈あり得べき社会〉を問う』(筑摩選書、2014年)、『裁判の原点:社会を動かす法学入門』(河出ブックス、2018年)、『法哲学』(共著、有斐閣、2014年)等がある。科学技術と法・倫理の問題に詳しく、内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」委員などを務める。
【AtoBtoC 知のエンタメトーク】とは・・・
近年の学術研究は専門分化が進む中、門外漢には理解しがたい取っつきにくさが増しているようにも感じられます。しかし、その一方で、深い世界を探求した結果、意外な分野との接点や思わぬ形で日常生活への活用が生まれたり、さらにはより広大な未知の領域の存在に気づき慄くこともあります。このような深まりと広がり両方の動きは、情報環境のデジタル化によってさらに進みつつあるようです。
題して、「A to B to C」。
バラエティプロデューサーの角田陽一郎がモデレーターになり、各界の専門分野からプロフェッショナルをお招き、ライブトークする。そんな、アカデミックとビジネスとクリエイティブを連環する新しい「知のエンターテイメント」です。
モデレーター:角田陽一郎(バラエティプロデューサー)
1970年生まれ、千葉県出身。東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」「オトナの!」など主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社goomoを設立。2016年TBSを退社。映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。現在、東京大学大学院博士課程にて文化資源学を研究中。
著書:小説『AP』『最速で身につく世界史/日本史』『なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか』他多数。週間プレイボーイにて映画対談連載中、メルマガDIVERSE配信中。