第24回大阪国際音楽コンクール
この度、第24回大阪国際音楽コンクールが無事に終わりました。
当教室からも数人の生徒さんが参加しました。
コンクールに参加する動機は人それぞれです。
「日頃の練習の成果を試してみたい」
「コンクールの舞台に立ちたい」
「コンクールで賞を取りたい」
様々な思いを抱えてコンクールに参加します。
コンクールを経験することにより、多くの学びを得ることが出来ます。
しかし「賞を取ることだけを目指すのではない」ということを理解してもらい、人間的に大きく成長できるようにと指導を心がけております。
結果だけが注目されがちですが、賞を取ることだけがコンクールの全てではありません。
自分なりの新たな目標に向かうことにより、時には挫折を味わいながらも最終的には自己肯定感が高くなったり、達成感を感じていることが参加している生徒さん達から伝わってきます。
コンクール本番までの練習に向き合うことが、生徒さんたちの大きな教育に繋がると考えています。
このことは賞を取ることより大切なことではないでしょうか。
それには保護者の方のコンクールに対する考え方、子供に対する接し方により、教育になったりならないこともあります。
色々なコンクールの捉え方があると思いますが、参加した皆様がより有益な経験ができることを願っています。
審査をするにあたっては、楽器のテクニック、表現力、音楽性はもちろんですが、国際コンクールということで各国の文化や国民性も考慮しながら審査をするという貴重な経験をさせていただきました。
これも出場される皆様とご家族、世界各国の素晴らしい先生方、スタッフの方々のお陰です。
ありがとうございました。
北野実行委員長と審査員の皆さま(写真上)
北野実行委員長と審査員の皆さま(写真上)
HawaiiからいらしたAlice先生とNoe先生(写真上)
HawaiiからいらしたRenee先生(写真上)