「食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・」
❒秋
朝な夕なの小寒さが目立ち始め出すと、北から段々と紅葉前線がおりてきます。
この季節は、食べ物もおいしいものが多いし、本をじっくり読み漁るのにもいい季節です。
そんな中、天気の良い穏やかな陽の日差しが続く中では、どこかへ出かけたくもなる時です。
と言っても、遠くへ出かけるばかりでもありませんが、小旅行に出かけるにも、数日の休み時間が確保できない限り、中々難しいものでもあります。
天気と時間の両立も出来にくく、近場で済ませることも多いでしょう。
その一つに近場の低山登山が有ります。
日帰り・半日帰り程度なら、時間も天気も両立しやすい時があります。
300m、400mぐらいなら、30分、1時間と短くも有り、休憩・往復と入れても、半日以下でもあるでしょう。
これは、案外心地よい運動でもあるのです。
普段の仕事生活の中では、苦しみが多いものですが、その苦しみも亦、仕事ゆえの、喜びである事を知る事も、後々感じるものでもあります。
❒「何で山に登るか?」
これが、正に山登りに当てはまります。
いくらはじめは、楽であっても、その内に、息せき切らしたり、暑い時には更に汗がながれるほどにえらくもあります。
しかし、頂上に付けば、やっと着いた思いと、汗ばむ体も落ち着いて、安堵感の中で、秋空の中、心の晴れ晴れした思いにも駆られてきます。
そして、昼時も近いと、持ち合わせた、おにぎりや手弁当を広げ、飲み物と共に左程お腹が空いていなくても、腹ごなしともなります。
山登りが好きになる点は此処にあります。
今でこそ言われない言葉に、「何で山に登るか?」と問われると「そこに山があるから」と言うのが有りますが、的を得た答えなのでした。
山が目前にあるから登ってみたい・頂上に行って、周囲を見たい思いに駆られてくるのです。「何で、そんなえらい目をして登らなけらばいけないのか」と言うのは、一言で言えば、「好き嫌い」とも言えます。そして、「えらい思いをした分だけ、楽しめるから」ともなるのです。
これは、普段の生活にも当てはまる「努力」というものでもあります。
「えらいから」「めんどうだから」という人は、普段の生活でも同じで、現実逃避をする癖があると言われます。
山登りは、他の人の2倍、3倍の時間がかかっても登れればいいのです。ほかの人と同じでなくても自分のペースで行えるのは、普段の生活にも当てはまります。
そして、頂上に行ったからこそ見える景色というものがあります。それは、そこへ行った人だけが見られる利得です。
だから、上の様に換えると、的を得ているし、仕事でも同じなのです。
秋空の下での行動を起こすことは、人生の思い出を作る事にも繋がります。
晴れ晴れとした思いで、深まる秋を楽しみましょう。
他には、自転車や公共交通機関でもって、地元やその付近を散策することです。近場でもあるのに行ったことがない所というのも多いものです。
神社仏閣・古い町並み・季節ごとに変わる花々・海・山・山や高層ビルから見る景色・駅どおり・駅裏・海岸沿い・川沿いなど、探せば、一日ゆっくりと楽しめます。
できるだけ「歩き・自転車」を使った散策がベストです。何も遠くへ行く必要はありません。
「ぶらり」だけでもいいです。ひとりでも二人でも。思考する時間でもあり、何も考えない時間でもあり、家族だけの時間、親しい人とだけの時間、「あなただけの時間」作りでもいいわけです。
そして、帰路についたら、一日を振り返ってみるのもいいでしょう。その後は、ゆっくりと体を休めるべく眠りにつくのがいいでしょう。
思い出は、次の日にでも、振り返り書き留めておきましょうか。
❒「人生は思い出つくり」
後で思い出を親しい人と語り合うのも、次回の楽しみ・計画にもつながりましょう。
人生は少しでも「楽しい時間を過ごすための思いで作り」の為に生きるのが、幸せと言える気がします。ただ、「楽しい時間」とは、単に面白おかしく過ごす時間を言うだけではなく、マイナスになる悲しみ・苦しみを少しでもプラスに変えられることができる時間というのも加えての時間というのが、本当ではないでしょうか。
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