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学名スルフレウス。小ぶりな秋桜「キバナコスモス」

2022.10.23 06:56

秋の花といえば秋桜(コスモス)。コスモス属の中でもキバナコスモスは夏から秋のはじめ、ひと足早めに開花する花です。


オレンジに近い濃い黄色の花を咲かせることから「黄花(キバナ)コスモス」、元来は黄色系しかなかった花色ですが、品種改良により赤色系やセミダブルの花弁が多い種類なども登場しています。

キバナコスモス:キク科 コスモス属、原産国はメキシコです。

耐暑性が強く開花期も長いので夏から秋にかけての庭の彩りにもよく、ポピュラーなコスモスに比べて草丈も低くコンパクトに育つのでガーデニングにも人気です。

一方ポピュラーなコスモスとの違いはというと、花のサイズ感が小ぶりなこと、葉っぱの形が幅広で切れ込みが入っていること。

コスモスは明治時代に、キバナコスモスは大正時代に日本に入ってきたので、コスモスに似た黄色い花を咲かせる花=キバナコスモスと名付けられました。

今では黄色だけではなくなったものの原種の色名が残る名称なのですね。

どちらもキク科コスモス属、ではありますが、コスモスは学名コスモス・ビピンナツス(Cosmos bipinnatus)、キバナコスモスは、コスモス・スルフレウス(Cosmos sulphureus)。

「スルフレウス」にはやはり黄色の意味があるのだそう。

花言葉は「野生的な美しさ」また「幼い恋心」など。紫やピンク色の秋桜とは雰囲気の違う、素朴さのあるキバナコスモスに似合う言葉に思えます。

秋桜が満開になる少し前の季節、ちょっと小さめの黄色い花も楽しんでみてはいかがでしょう。