映画『しあわせはどこにある(原題:Hector and the Search for Happiness)』(2015)鑑賞。
昨日のコーチングセッションで、クライアントさんが「理想の未来が手に入るまで幸せも手に入らない」ような心境だったので、「今幸せでしょ?って言えると思いますけど…」という話をしていったのです。★セッション記事
だんだんと幸せに気付いていって、セッション開始20分くらいで、「地に足着いた感じがする」という体感をされていました。さらに、「今の幸せに気付くヒント」となる、本や映画をお勧め。クライアントさんとスカイプ越しにアマゾンプライムを検索していると、こんなタイトル見つけて笑ってしまいました!
『しあわせはどこにある』という映画。2015年のイギリス映画なのに、知りませんでした。『ゴーンガール』に出演していたサイコパスな妻役の「ロザムンド・パイク」が出ていました!ジャン・レノも。『グッド・ウイルハンティグ』の数学者のステラン・スカルスガルドなど、脇役まで有名どころが出演!
満ち足りた生活なのに、どこか物足りない精神科医が、「幸せ探しの旅に出る!」という映画なんです。しかも、恰好が「タンタンの冒険」をイメージしたようで、まだ、インナーチャイルド癒されていない象徴のようにも見えました。「毎日が同じで、幸せじゃない」と言っておきながら、旅の準備がはじまったら、ノリノリの精神科医じゃないですか!
中国、アフリカ、ロスと旅して、ロンドンに帰っていくのですが、まあ、いろいろなハプニングに遭われて、幸せかと思いきや騙されたり、みんなに歓迎されたあと、殺されそうになったり、助かったり、人を助けたり。人から聞いた幸せメッセージや、自分が悟った幸せとは? を手帳にメモしながら旅をしていくんです。精神科医が飛行機の中で人助けをして、その人から聞いた幸せの言葉 ‘Listening is loving.' 聴くことは愛である、があって、私の仕事のことでもあるので、幸せな気持ちになりました。
最後は脳内の幸せドーパミンみたいなのが可視化できる、ヘルメットみたいのを被せられて、頭の中の幸せ度が図られちゃいます。結構、盛りだくさんの映画と思いましたが、ラストシーンへ続く伏線だったんですね。
映画の中で、「幸せとは…」と最後に話しているシーンがありますが、それとは別に私が感じたのは、ネガティブな感情もポジティブな感情も、すべてひっくるめて「幸せなんだ」ということです。