まいにちまぜごはんのハルのすきなもの

線は僕を描く

2022.10.23 12:55

喪失からの立ち直りを描く作品。


セリフ自体多くないし、テンポも早かったけど。

ただの青春映画にならななかった理由は、役者の演技が素晴らしかったということ。


言葉でなく、展開でなく。

演技で物語を紡いでた。

映画の醍醐味みたいな作品だなぁ。


若いと喪失も人生を切り開く糧となる。

清々しい。

私に置きかえて、中年の喪失をはどうやって糧にするんだろうと考えさせられた。


この映画、たくさんの人に観てほしい。

言葉じゃない、演技で物語を紡ぐ作品は多くない。

喪失を描く青春作品だからこそ、色んな世代が自分の喪失に重ねるはず。


その喪失を人生の糧にどう変えていきますか?


うん。観て良かった。