棚田で漬物つくってよかろうもん in ほしの＜２＞

星野プロジェクト

棚田で漬物つくってよかろうもん in ほしの 　第２回大根漬け込み

2006年12月9日（土） 10：00～15：00

福岡県八女郡星野村は、村の面積の ” 約８４％ ” を山林が占める山村で、村内には日本棚田百選の 「 石積の棚田　」　をはじめ、先人の技により築かれた多くの棚田が今もなお使われています。しかし、一方では、稲作の継承を断念し休耕田としなけらばならない田んぼも存在しています。そこで今回、休耕田の再生・活用と都市住民との交流促進という２つの目的のもと本企画を実施しました。

１週間程度天日干しした大根は、全体にしんなりと、赤ちゃんの肌のような柔らかさとなっていました。棚からとり入れたた大根は、葉の部分を切り落とし、ヒゲとシッポを取り除き、計測を行いました。今回漬け込みに使用した大根は総重量130kg。

ひと樽20Ｌ程度のものに、村の方の漬け方を手本に、参加者自らがヌカ＜ヌカ・食塩・ウコン等配合＞を使用して大根の漬け込みを行い、各自１樽ずつ自宅へ持ち帰りました。漬物石をのせ約ひと月程度、お手製のたくあん漬けが各々の食卓にいつもとは違う味わいをもたらしたことでしょう。