【新しいコースへ】パルコール嬬恋MTBフィールドに行ってきました
2022年からオープンした新しいMTBフィールドに行ってきました✨
パルコール嬬恋リゾート MTBフィールド>>
【嬬恋と言ったらキャベツ】
嬬恋…って聞くと、昔やっていたJCRCのツールド嬬恋が懐かしいです。
嬬恋はキャベツの産地でキャベツ畑が広がり、そんなキャベツ畑の中を走る公道使ったロードレースでした。ちなみに私は高校生の時にCクラスとDクラスで優勝しました(^^)
【まずは受付】
今年オープンしたばかりという事で、日曜日に遊びに来たものの会場にマウンテンバイカーの姿はほとんどありませんでした。
他の来場者は、宿泊、日帰り温泉、登山での利用の方たちでしょうか。
私ははじめての来場なので、マウンテンバイクの受付もどこか分からず、ウロウロ…。
建物はバブリーな香り漂う大きくキレイな作りです。
トイレも石造りでとても豪華な作りでした。
こちらの建物を正面にみて1番右側の建物の階段を上がって中に入ると、MTBフィールドの受付があります。
(ここの受付の上の階に日帰り温泉あり>>MTB1日券利用の方は無料で入れます)
我々が受付した時にスタッフのおねぇさんに受付状況を聞いたら『他には1名の方が受付済です』とおっしゃられておりました。
その後我々がコースインした後に、2グループが来られていたのを目にしていましたので…その日は我々含めて4グループしか来ていなかったと思います笑
お陰様でほぼ貸し切り状態でゆったり楽しめました!!
【ゴンドラ営業時間】
ゴンドラは7時半というかなり早い時間から動いています。そのため登りのゴンドラ最終は15時です。1日楽しみたい方は、早めに現地入りした方がよさそうです。
ゴンドラ内に自転車を入れる際の注意>>
ゴンドラは富士見パノラマよりも小さくて、1人1台で乗り込みます。
そしてかなり積むのが難しいです。笑
クロカンバイク以外の29のフルサスだとコツが必要です。
大きいフレームサイズのMTBや、一部のDHバイクの場合はフロントホイールを外す必要もあります。
DHバイク以外のバイクの裏技としては、ハンドルを180度切るとホイールベースが短くなりますので、それで入れてみて下さい。
しかしワイヤーやブレーキホースを傷めそうそうなワイヤールーティングの場合は絶対やらないでくださいね笑
ゴンドラを降りると寒い!!!
標高が2050mと高めなので10月だと太陽の光が雲で隠れるとかなり寒いです。
上着を忘れずに。
登山>>
ゴンドラ駅舎から近隣の山の四阿山ピークに行って戻ってくると所要時間3時間程だそうです。
富士見パノラマだと、ゴンドラ駅舎から入笠山ピークに行って帰ってくると往復2時間程度で、パルコール嬬恋の方が所要時間が1時間多くかかりますから、こういった事情でゴンドラの営業開始時間が早いのではないでしょうか?(スタッフの方に聞いたわけではありませんが)
【コース紹介】
現在においては主に下記の2本のコースがあります。
■T1サンライズDHコース(中級)
→距離も長くコーナーが気持ちいい中級コース
■T2エキスパートDHコース(上級)
→傾斜があって、ロックセクションが組み込まれている技術と体力を必要とされるコース
なお、現地の看板にはまだオープンしていない新コースも掲載されていました。
■T3バラギファミリーコース(現在未完成/来年以降?)
2022年内は10月末までの営業ですから、おそらく来年以降には少しづつ他のコースが造成されて行く事でしょう。
【コースイン】
まずはT1サンライズDHコースに入ります。
その後しばらく走るとT2エキスパートDHコースとの分岐があります。
ゴンドラ駅舎〜分岐まで>>
比較的岩が多くあるバームのコーナーの連続でした。
転んだら痛そうな路面なのと、岩が多いので濡れていたら怖いかもしれません。
もしかしたらここが1番怪我したら痛いかも?
慎重に行きましょう。
分岐以降のT1サンライズDHコース>>
いわゆるこの中級コースはコーナーの連続です。
でも、白馬岩岳みたいにバームのコーナーだけでなく、フラットなコーナーも入り乱れており、飽きが来ません。
上と下でで土質の変化もあって大変面白いです。
私的にはすごくコーナーの良い練習になりましたよ!!
白馬岩岳のコーナーは整備がされ過ぎててバームのコーナーリングばかりで私は正直飽きてしまいます。
パルコール嬬恋はいい意味でもまだ手が入れきれていない?作りによって、それが面白さに繋がっているのかもしれません。
しかし、手が入れられ切れていないという事で、『初見殺し』的な場所も何箇所か見られますので、1発目は慎重さが必要です。
少しづつコースを覚えてくれば対応しやすくなると思います。
T2エキスパートDHコース>>
ゴンドラ駅舎から少し降って上級コースの分岐からはじまります。
中級コースよりも斜度がありますね。
そしてヤブを刈ってコースが作られており、とても道が狭いです。
さらにヤブの背丈もあるので見通しが悪くコーナー明けの死角が多い。
よって、こちらも初見殺し的な場所が多い印象です。
コース慣れするまではゆっくり走りましょう!
上級コースはロックセクションが時たま現れて、上下の動きがトレイルっぽくて楽しいですね。
ブレ―キングで腕が疲れますから、体力に自信がない人は休み休み走った方がいいです。
コース後半はチョコっとジャンプ出来るポイントもあって、退屈にはならない作りになっていました。
【全日本ではホイールを壊す選手が続出…どうして?】
パルコール嬬恋の上級コースの一部を使って、2022年のダウンヒルの全日本選手権が行われました。
この時は2週続けての台風の影響で、超マッドコンディションになって大変な事になっていましたね!さらに多くのライダーが泥の奥に隠れている石や岩でリムウチをしてホイールを壊されていました。
全日本を走ったライダーさんに聞くと、ちょうど速く走れるライン上にトラップ的な岩が多く隠れてて、抜重できずリムに負担をかけてしまったとか。
今回私がドライな条件で走る限りでは、走りやすいコースにしか感じませんでしたが・・・。
【全日本の時はなんで岩だらけ?】
雨が降り続いて土が柔らかくなってその上を多くのライダーが走り続けると…土は耕されます。
そしていつもは表に出てこない埋まっている岩が出てきたり、深い地中までタイヤが届いてしまうんですよね。
まだ造成して間もないという事で、土の奥に埋まっている石や岩の除去までの整備が進んでいないという事なのではないでしょうか。
これから整備が進めば、その岩も少しづつ除去されてマッドコンディションになってもトラップ的な岩でのリムウチをする事も少なくなると思います。
普段の利用者はあまり気にしないで!>>
レースと違い、普段走りに行く日なんかは良いコンディションでしか利用されないはずなので、機材を壊すリスクは少ないと思います。
今回私がドライな条件で走った限り、機材を壊しやすい路面とは全く感じなかったので、躊躇せずパルコール嬬恋に遊びに行ってみて下さいね!!!
本当に走りやすくて楽しいコースでした。
【白馬岩岳比較】
例えば、白馬岩岳のビッグジャンプを飛べないレベルの方は、パルコール嬬恋の方が楽しめるはずです。
ジャンプが得意な人は白馬岩岳に行くでしょうけど、東京からだと白馬岩岳より近いですからアクセスいいですよ。
動画で見たよりもかなり楽しいコース!>>
私もはじめてのコースでしたので、あらかじめYouTubeでコースを予習していました。
「動画で見るとスケールが小さく見えてしまう現象」というものがありまして、今回もまさしくソレで、想像してたよりもかなり斜度もあって楽しかったです。
4000円の1日券で温泉無料なのもポイント高いです。
眺めもめっちゃ良いのでバエル写真も撮れます!
(私の写真センスが無いせいであんまり良い写真は撮れてませんけど笑)
ぜひ皆様も行ってみられてはいかがでしょうか。