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起立性調節障害なごや家族の会「ポレポレ」

10月対面座談会を開催しました✨

2022.10.26 01:14

10月22日に対面での座談会を開催しました。

中学生、高校生、大学生の母親たち8名と家族会のアドバイザーである愛知県立大学の森川夏乃先生にも久しぶりにご参加いただきました。

 元気に学校に通い、勉強も部活も頑張っていた我が子が突然起きれなくなり、起立性調節障害という聞いたことがない簡単には理解できない理解されない病気になって間もない頃の親子での混乱をどう乗り越えていくか。

 体重が大きく減ってしまい顔色が青白くなってしまった子の健康管理はどうしたら良いのか。

 少しでも良くなるように楽になるように考えた事を子どもにやらせようとするけれど受け入れてくれない。

 怠くて動くことが辛そうな子のためにアレコレ世話をすることは当然のことなのか過保護なのか。

 ODの身体で頑張ってやっていても不調になり、この繰り返しに疲れてしまったり、やる気をなくしてしまった時にはどうしたらいいのか。

 通信制高校をどう選んで行くか。

 病院や薬はどうしてる。

たくさんの悩み、ボヤキ、ご相談がありました。

どれもこれも「あるよね」「あったよね」と共感できることばかり。

経験をもとにしたアドバイスが様々出てきましたし、森川先生からも的確なご助言をいただきました。

そんな中、まだODの症状があるのに大学入学と同時に一人暮らしを始め、目覚まし時計で起きて自炊もして頑張っているという頼もしい報告がありました。

親はODの子の将来が心配になってしまいますが、たくさんの症例をご存知の森川先生から社会人になり結婚や出産もしているODのOG、OBがいることも教えていただき励まされました。

当たり前にできていたことができなくなったことで焦って、「早く回復しなければ」「みんなに追いついて同じように過ごせるようにならなければ」と必死になってしまうことが本当に必要だったのか。

振り返ってみると必要ではなかったかもしれない。みんなと違った歩みになっても、出来なかったことや抜けてしまった経験があっても、ODになったという体験も含めて子どもは確実に成長していくようです。

最中は本当に辛いです。支える親達の心身の健康を保つのが大変な時もあります。

でも、親が一番の理解者になって寄り添い支え続けていくには、疲れをため過ぎないように思い詰めないように気分転換などしながら元気でいることが大事だと思います。

座談会に参加してスッキリした!というお声をいただいてます。

どうぞ、また、吐き出しに、おしゃべりしに来てください!

ご参加いただきました皆さまありがとうございました。


今回は名古屋テレビの記者の方が取材のために同席されました。

座談会の中で、ODを知らない先生から心ない言葉を言われたという話があり、まだまだOD への理解不足により傷ついている子がいると実感しました。

まだ番組についての詳細は決まっていないようですが、是非ともOD周知と正しい理解のために良い番組を作って発信していただきたいと願います。


11月は27日に講演会が開催されるため座談会はお休みです。

次回の座談会は12月17日を予定しています。詳細については後日ホームページの『スケジュール』でお知らせします。


「この事業はキリン・地域のちから応援事業の支援をいただいております。」