Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

kojinkai

価数。

2022.10.25 01:00

中3は今価数について

周期表に基づきながら

学習を進めています。


特に多原子イオンについては

なぜその価数になるのか

分からないまま、そのまま

覚えてしまうこともしばしば。

従って、その考え方を根本から

マスターしてもらうべく、

特にこれから理系に進みたい子、

これまで化学が苦手だった子、

あらゆる子に向けて

化学基礎を叩き込んでいます。


この時に、中2の時の

化学反応に関する

内容もふまえなければなりません。

中1の内容も同様です。

化学もまた数学同様に

体系的な学習が可能だからです。



基本の価数は

周期表を参照しつつある程度

覚えてしまいます。


この時点で、たとえば、

CuOなどは、Oが-2なので、

Cuは+2と考えることができ、

酸によって

液中に溶解したならば、

2価の陽イオンになりうると

推定することができます。

Ag2Oも同様に、

Ag2で+2となるので、

Agは1価の陽イオンになりうると

推定することができます。



これはそのまま高校科学の

酸化還元反応の酸化数計算にも

応用することができ、物質の酸化数は、

+に傾くときは酸化、

-に傾くときは還元と

基本的に考えるのできますから、

価数を常に考慮する思考は

ある程度役に立ってきます。

例外はありますが。

これは先日高校生と一緒に

学んだ内容でもあります。


なぜ、酸素が結びつくと、

水素が離れると、酸化と定義されるのか。

それは全て、物質の酸化数が+に

傾くからです。

そもそも酸というのは

電気的に正ですからね。

まあ、この点については

色々話すことは多いですが、

「酸」化するという意味を、

定義のあり方を、考えて

もらえたら嬉しいです。


酸化数計算についても、

来週以降に

高校基礎内容として

触れてゆく予定です。


理系の子たちには

大好物な内容となるかと思います。





現在、小4の4月スタート講座と、

中1の1月下旬スタート講座の

予約を開始しております。


早期予約特典もございますので、

ウェブサイトを覗かれ、

ご検討頂けましたら幸いです。