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ZIPANG-6 TOKIO 2020 日本の祭~ユネスコ無形文化遺産登録~秩父神社「秩父夜祭」屋台観覧席券のご案内(Ⅲ)

2022.10.31 02:15


ユネスコ無形文化遺産登録

秩父神社「秩父夜祭」


日本三大曳山祭り「秩父夜祭」



日本の祭

全国至るところで、遠い昔から土地の季節と生活暦に合わせて、年に何度かの祭が営まれてきました。


社会が拓け、文化が発達するにつれて盛衰してきた街場は勿論のこと、近代の大都市でさえ、古い伝統の祭や新しい趣向を凝らした市民の祭が、現代にあっても賑やかに繰り広げられています。


歴史を通じ地方を通じて、祭ほど日本人に共通の文化はおそらく他にはありません。


「祭の日」に祭られるべき神々は、普段は風土の自然と人間の内なる自然にも宿っています。人々が普段の生活を送っている間、神々はむしろ生活の巷から退いて、ひっそりと神の社に鎮まっています。


かつては神を迎える祭に先立って、人々は普段の生活を離れ、心身の罪や穢を清めて、忌籠りの生活に入りました。そして約束された聖なる日に、神々は住民の生活の場を訪れるのです。


神の来臨はまた、神の誕生を意味します。
祭において神々の生命が蘇ることは、神聖秩序の復活を表し、同時に社会全体の活性化を意味するものなのです。


だからこそ人々は、これを大いに喜んで賑やかな神賑わいの行事が営まれるのです。
これを日本人は「ハレ」と表現してきました。この「ハレの日」を楽しみにして、神々を精いっぱい歓待し、神の名において自分たちも大いに歓を尽くします。


祭の交歓において、神も人も生命の活力を取り戻し、人々は気持ちを新たにして、再び日々の生活に立ち戻ることができるのです。



「秩父夜祭」
秩父鉄道にて「屋台観覧席券」を10/28(金)より販売開始


ユネスコ無形文化遺産登録 秩父神社「秩父夜祭」



~バスツアーやお帰り専用バス「秩父夜祭かえるライナー」の運行も~
~12/3(土)秩父鉄道は特別ダイヤで運行します~


秩父鉄道株式会社(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長:牧野 英伸)では、2022年12月2日(金)・3日(土)に埼玉県秩父市で開催となる秩父夜祭の「秩父夜祭屋台観覧席券」を2022年10月28日(金)10:00~11月25日(金)17:00の期間販売します。


秩父夜祭のクライマックスともいえる、屋台・笠鉾の団子坂曳き上げをたっぷりと楽しめます。


また当日、秩父市中心部に唯一乗り入ることのできる「秩父夜祭バスツアー」や秩父夜祭を最後まで楽しめる、全席指定のお帰り専用バス「秩父夜祭かえるライナー」も運行します。


なお、2022年12月3日(土)秩父鉄道は、特別ダイヤで運行。詳細は、下記のとおりです。


【「秩父夜祭屋台観覧席券」販売について】

(1) 屋台観覧席 設置日時

2022年12月3日(土)17:00~22:30

(2) 屋台観覧席 設置場所

秩父市役所前 御旅所内特設会場

(3) 屋台観覧席 販売内容

■販売期間

2022年10月28日(金)10:00~11月25日(金)17:00 ※売り切れ次第終了

■販売価格

3,000円(観覧席のみ)(全席指定・パイプ椅子席)

※税込価格

※観覧席券の送料別途

※3歳以上から有料。座席を必要としない乳児は無料です。

■販売箇所

 電話受付 秩父観光ツアーセンター

  TEL 048-525-3701(10:00~17:00)

■注意事項

・屋台観覧席の場所指定はできません。

・打ち上げ花火は席によりご覧いただけない場合があります。

・屋台観覧席は残席がある場合、当日販売します。


【おでかけに便利なバスツアー、お帰り専用バスについて】

(1) 販売内容

<A. バスツアー「秩父夜祭バスツアー」>

秩父市中心部に乗り入れる唯一のバスツアーです。秩父夜祭を屋台観覧席にて最後までお楽しみ後、バスでゆっくり帰ることができます。

■催行日

2022年12月3日(土)

■行程

出発:大宮駅(13:00)→上尾駅→桶川駅→熊谷駅→秩父夜祭見物(17:00~23:00頃)

帰路:熊谷駅→桶川駅→上尾駅→大宮駅(2:40頃着)

■募集人数

60名(最少催行人員:25名)

■基本参加料金

12,500円(バス代金・屋台観覧席・軽食付き)

※参加料金は1名あたりの金額(税込)です。


<全国旅行支援対象となった場合の料金>

お支払実額お一人様 7,500円(支援金5,000円)、埼玉割クーポン1,000円分付

全国旅行支援は、各都道府県の補助金予算がなくなると支援終了となります。支援終了以降に出発する旅行商品は補助対象外となりますので、予めご了承ください。詳しくはご予約時に、ご確認お願いいたします。


※ワクチン接種証明歴 3回接種済みまたは、PCR検査等の陰性証明とご本人確認書類が必要です。


<B. お帰り専用バス「秩父夜祭かえるライナー」>

秩父夜祭を最後までお楽しむことができる、全席指定のお帰り専用バスです。

■催行日

2022年12月3日(土)

■行程

秩父駅(23:00発)→熊谷駅→桶川駅→上尾駅→大宮駅→さいたま新都心駅(3:00頃着)

■募集人数

30名(最少催行人員:15名)

■参加料金

5,500円(バス代金)

※参加料金は1名あたりの金額(税込)です。

※全国旅行支援対象外


お申込・お問い合わせ

<受付期間>

2022年11月1日(火)10:00~11月25日(金)17:00までお申込み

(3) 主催・企画・お問合せ

埼玉県知事登録旅行業2-109号 秩父観光興業株式会社

秩父観光ツアーセンター TEL 048-525-3701(10:00~17:00)


【秩父夜祭に伴う特別ダイヤの実施等について】

2022年12月3日(土)の秩父夜祭大祭に合わせ、秩父駅発着の列車を増発します。当日は混雑が予想されますので、余裕をもってご利用ください。

※山車の通過に伴い架線を切り離すため19時50分頃から22時30分頃まで、秩父駅から影森駅間の列車の運転はありません。影森駅から三峰口駅間の列車運転に合わせ、秩父市立図書館前から影森駅まで無料バスを運転します。

※臨時列車時刻は、11月中旬頃秩父鉄道ホームページ等でご案内予定です。



【秩父夜祭について】


日本三大曳山祭


秩父夜祭  大花火が秩父神社と山車をさらに美しく映し出す… 


京都祇園祭 京都の夏の一大風物詩…


飛騨高山祭 宮川に架かる赤い中橋を渡る山車…古い町並みとともに見どころの一つ


毎年12月2日・3日に開催される秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は、京都祇園祭・飛騨高山祭とともに、日本三大曳山祭のひとつに数えられ、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。昨年ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

秩父のまちなかを曳行する4基の屋台と2基の笠鉾は、極彩色の彫刻や隅々まで刺繍が施された幕が大変美しく艶やかで、秩父夜祭の醍醐味ともいえます。


※各種販売内容は、急遽変更及び中止となる場合あり。

※新型コロナウイルス感染症対策については、秩父鉄道HPにて公開。ご利用の前にご確認ください。


◆秩父夜祭当日の特別ダイヤに関するお問合せ

秩父鉄道株式会社 旅客案内係

TEL 048-580-6363


◆秩父夜祭屋台観覧席に関するお問合せ

株式会社秩鉄商事

TEL 048-525-2283(平日9:00~17:00)


◆バスツアー、お帰り専用バスに関するお問合せ

秩父観光興業株式会社

TEL 048-525-3701(9:00~17:00)


今年の「秩父夜祭」心行くまでお楽しみください。会場にてお待ちしております。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

秩父神社 〒368-0041埼玉県秩父市番場町1-3 電話:0494-22-0262

秩父鉄道株式会社 〒360-0033 埼玉県熊谷市曙町一丁目1番地 電話:048-523-3313

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



日本の祭 アーカイブ リンク記事をご覧ください。



宇佐神宮 夜参り



宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮です。 八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、 神亀2年に創建されました。 皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟(そうびょう)として御崇敬になり、一般の人々にも鎮守の神として古来より広く親しまれてきました。


ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~ 八幡総本宮 【宇佐神宮】~「2月24日 天皇陛下御即位30年奉祝奉告祭を上宮にて 斎行致します。」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5711528



太宰府天満宮 飛梅


太宰府天満宮とは

天神さま(菅原道真公)をお祀りする全国約12,000社の総本宮と称えられ、「学問・至誠・厄除けの神様」として、ご崇敬を集めています。

大宰権帥として太宰府で亡くなった菅原道真公の廟をはじめとします。天満宮安楽寺とも言われました。平安時代には大陸由来の曲水の宴などの行事が行われはじめ、現代に伝わるものもあります。文人としても崇敬され貴族や武士が参詣しました。文芸の聖地となり、連歌などが奉納され続けています。

また、唐代の書籍である翰苑の平安時代の写しが残り、鎌倉時代には高麗国使高柔(コユ)が参詣して詩を奉納しています。本殿が国重要文化財に指定されており、境内は伝統行事と相まって古代の雰囲気が感じられます。


ZIPANG TOKIO 2020「学問・至誠・厄除けの神様 太宰府天満宮は天神さま(菅原道真公)をお祀りする全国約12,000社の総本宮(その壱)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3956050




御本殿

919年(延喜19年)、左大臣藤原仲平が勅によって社殿造営を行いました。数度の炎上を経た1591年(天正19年)に小早川隆景が再建します。

五間社流造り、檜皮葺で、正面には唐破風状の向拝が付く、桃山時代の豪壮華麗な様式で、右には飛梅、左には皇后梅が配されています。

現在国の重要文化財として指定されています。 右に配される飛梅は、大宰府へ左遷された際に菅公を慕って一夜のうちに京から空を駆けてきたという伝承をもつご神木で、千年以上の時を経た今も毎年その清香の華を咲かせます。 

飛び梅ほか6000本も植えられている梅をはじめ、大樟や花菖蒲など、菅公を祀る境内は豊かな緑と花に包まれ、四季ごとに美しく彩られます。  


ZIPANG TOKIO 2020「太宰府天満宮御本殿は五間社流造り、檜皮葺で、正面には唐破風状の向拝が付く、桃山時代の豪壮華麗な様式(その弐)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4023347



対馬 厳原港まつり「朝鮮通信使」


朝鮮半島との友好な交流の歴史の中、1592年~97年の文禄・慶長の役で交流が中断してしまいましたが、対馬藩十万石の藩主・宗家は朝鮮との関係を元に戻すため、朝鮮通信使を江戸まで案内するなど日本と朝鮮の交流再開に努力しました。


ZIPANG TOKIO 2020「世界記憶遺産認定  朝鮮通信使 日韓友好の共同登録!」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3200749



奄美群島 ヨロン


与論の十五夜踊 鹿児島県大島郡与論町城 旧暦の3・8・10月の各15日に嶋中安穏や五穀豊穣を祈願し、地主神社に奉納される芸能。国指定重要無形民俗文化財。


ZIPANG TOKIO 2020「奄美群島国立公園  生命にぎわう亜熱帯のシマ~森と海と島人の暮らし~(その参)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4094364



自凝(おのころ)神社 春祭り


『古事記・日本書紀』の国生み神話によると、イザナギ、イザナミ2尊が、天の浮橋の上に立って天の瓊矛で青海原をかきまわし、その矛先からしたたり落ちた潮が凝り固ってできたのがこの自凝島(おのころじま)で、2尊はこの島に降りて、淡路島をはじめ日本の国土を生んだとされている。


ZIPANG TOKIO 2020「天地創造『国生みの島・淡路』 第二話 自凝島神社(おのころ島神社)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3115381




隠岐武良祭風流(おきむらまつりふりゅう)

県指定無形民俗文化財。

日神(ヤタガラス)・月神(白兎)の御尊像(御神体)を約4mの竿の頭上に捧げて、奉斎されているそれぞれの神社から祭場まで御幸し、日月陰陽和合の祭事を行います。また、「陰陽胴」、「神相撲」、「占手」、「競馬」、「流鏑馬」、「巫女舞」なども行われます。


ZIPANG-5 TOKIO 2020 隠岐の島町(島後)の三大祭り~隠岐ユネスコ世界ジオパークの魅力~(3)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/21779158



横浦島の漁家では豊漁、安全祈願のために、多くの家で門口や軒先に「えべっさん(恵比寿様)」が祀られています。


遥か昔から離島の漁師地区として発展してきた横浦地区。

漁業の大漁・豊漁祈願と安全祈願のために始まった神事だと言い伝えられてきました。それは…

約30年ほど前から横浦地区の「あじろ」と呼ばれる漁業領域を漁船がパレードするイベントも加わり、お祭りとして益々賑わいを盛り上げているからです。

最盛期には70隻ほどパレードに参加していた漁船が、近年では高齢化などにより半数以下の約30隻ほどの参加となっていますが、漁業関係者の皆さんはそれにも滅げず、後継者問題と合わせて地区を挙げて取り組んでいます。


ZIPANG-5 TOKIO 2020離島に伝わる豊漁祭~えびす祭り~神事や漁船のパレードで豊漁・安全祈願を行う年に1度のお祭り開催!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/23294198




神迎(かみむかえ)神事

神迎祭

全国の神々が出雲大社にお集いになられる“出雲神在”。

出雲大社の西方約1キロの稲佐の浜では全国の神々をお迎えする古式豊かな「神迎(かみむかえ)神事」が執り行われます。この神秘の神事の後、ご到着された神々は御使神「龍蛇(りゅうじゃ)神」さまをご先導として出雲大社まで御神幸なされます。そして、神楽殿にて奉迎の神迎祭がお仕えされます。


ZIPANG-4 TOKIO 2020 神々集う出雲大社 ‘‘神在月” のお祭りとは〜〝しあわせの御縁〟を結ぶ神々のサミット〜
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7262895




太皷谷稲成神社という社名について

太皷谷とは

津和野城の城山の一角であり、江戸期には時刻を知らせる太鼓が鳴り響いた谷間であることから、この地名がつけられました。また津和野城の東北、つまり鬼門に位置し、古来より神聖な地であったといわれております。


ZIPANG TOKIO 2020「初詣 日本五大稲荷 『太皷谷稲成神社』と喜常御守(きつねおまもり)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1795806



繞道祭(にょうどうさい)「ご神火まつり」とも称され、奈良県内で最初に行われる年中行事です。


大神神社の年頭を飾るご神火の祭典で、国家・御皇室の安泰と国民の幸福を祈ります。繞道祭に用いられるご神火は新年の始まりの午前零時を期して、拝殿の東方、禁足地内で宮司によりきり出されて、拝殿大床の燈籠に移し置かれます。

祭典では宮司祝詞奏上の後、ご神火を小松明に点し2人の神職が拝殿内を走り出て、拝殿前の斎庭で待つ3本の大松明に火が継がれます。そして、先入道(さきのにゅうどう)・後入道(あとのにゅうどう)と称する2本の大松明(長さ約3メートル)と少し小さめの神饌松明の計3本を氏子の若者がかつぎ、神職と共に山麓に鎮座する摂末社19社を巡拝します。

ちなみに「繞」とは、「めぐる」という意味です。ご神火が境内のご神火拝戴所に移されると、待ちかまえていた参拝者が先を争って持参の火縄やカイロに火を移しとります。このご神火はそれぞれの家庭に持ち帰られ、神棚のお灯明や雑煮の祝火に用いられ、一年間の無事息災が祈られます。

大和の正月は繞道祭で明けるといわれる年初の勇壮な火の祭典、繞道祭は浄火を尊んできた日本人の古代からの信仰を今に受け継いでいます。


ZIPANG TOKIO 2020「天皇陛下のおことば と 国家・御皇室の安泰と国民の幸福を祈る大神神社の年頭を飾るご神火の祭典(新年特別編)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3488031




籠神社の例祭「葵祭」とは

籠神社の例祭は明治以降四月二十四日に行われる。然し往古は四月の二の午の日に行われる古例であった。そして之の神事を葵祭又は葵神事を云い、又之の御神幸を御陰祭とも呼ぶ。之は山城の一之宮である賀茂別雷神社並びに賀茂御祖神社で古来四月の二の午の日に御陰祭が行われ、又同月二の酉の日に葵祭が行われたのと軌を一にし、欽明天皇の御代に始まったと伝えられる。

當宮祭神を葵大神、又は青位大神とも申す古記も存する。之は御祭神の再誕に関する、所謂御生れの神事であるが、當神社に於ては更にその淵源をたどると、人皇四代懿徳天皇の御代四年甲午年に始まったと伝えられ、之の祭儀には豊受大神及び、彦火明命・彦火火出見命・丹波道主命に関する深秘がある。

賀茂社と異る所は、賀茂の祭礼では祭員が葵の葉を付けるが、當社では祭員等が冠に藤の花を挿すことが古来の例になっている点である。

このように籠神神社では藤の花が御祭神に深い由縁を持ち、その始めは藤祭と稱していたのであるが、欽明天皇の御代に始まった賀茂祭が葵祭と稱せられるに及んで、當神社でも葵祭と稱されるに至ったと伝えられる。

これは籠神社の元初の祭神豊受大神が水徳の大神であらせられ、与謝郡真名井原の天の真名井の水に因んだ本来の故事であったからである。


ZIPANG TOKIO 2020「二千五百年の歴史を伝える 丹後最古の祭『葵祭』と 元伊勢 籠神社の神宝・宝物(その四)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3459834




那智の火祭

「那智の扇祭り」は熊野那智大社の例大祭に行われる行事で、毎年7月14日に斎行される。太陽を模した扇神輿と呼ばれる板状の依代12体が、本殿から那智の大滝まで渡御して、五穀豊穣や家内安全などを祈願する。

扇神輿の渡御途中からは、12本の大松明が先導してその経路を浄めることから、「那智の火祭り」と呼ばれることもある。

熊野信仰の拠点の行事として厳格に伝承されてきた一方で、太陽や水、火といった自然崇拝的な性格が濃厚にみられる行事である。国指定重要無形民俗文化財に指定されました。

熊野那智大社でお祀りしている熊野の神々はもともと現在の那智の滝付近でお祀りされていました。 その神々を今から約1700前に那智山中腹にお遷ししたのが熊野那智大社の始まりとされている。

この祭典は熊野の神々が一年に一度もともとお祀りされていた御滝本に里帰りをし、ご神威新たにする、という神事である。

午後2時に飛瀧神社の参道にて「御火行事」が行われる。 数百年の杉のなか昼なお暗い御滝の参道に映える大松明の炎が注目される熊野那智大社の一大神事である。


ZIPANG TOKIO 2020「熊野の神域・那智『那智の火祭り』は熊野の神々が一年に一度、御滝本に里帰り(その弐)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2868434



神倉神社の奇祭「御燈祭】

白装束に荒縄を締めた男たちが、暗闇のなか松明を片手に急峻な石段を駆け下りる神倉神社の例祭。勇壮な火祭りをひと目見ようと全国から多くの観光客が訪れ、その壮観な模様は「御燈祭りは男のまつり 山は火の滝、下り竜」と新宮節にも唄われている。


ZIPANG TOKIO 2020「御燈祭りは男のまつり 山は火の滝 下り竜 世界遺産 熊野速玉大社 摂社【神倉神社】御燈祭り(後編)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2908032



熊野本宮大社 証誠殿


紀伊山地は本州最南端、太平洋に張り出す紀伊半島に位置し、標高1,000m~2,000m級の山脈が縦横に走り、年間3,000mmを超える豊かな降水量が深い森林をはぐくむ山岳地帯である。

紀伊山地は太古の昔から自然信仰の精神を育んだ地で、6世紀に仏教が伝来した以降、紀伊山地は真言密教をはじめとする山岳修行の場となった。中でも、山岳修行により超自然的能力を獲得することを目的として10世紀中ごろから11世紀代に成立した修験道は、特に大峰山系の山岳地帯を中心的な修行の場としていた。

また、9~10世紀に広く流布した「神仏習合」思想(日本古来の神々は仏教の諸尊が姿を変えて現れたものとする日本固有の思想)の聖地としても信仰を集めていた。


ZIPANG TOKIO 2020「世界が認めた!厚い信仰の聖地 熊野の神 熊野本宮大社 世界遺産登録」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2808217



神の使い『八咫烏』が神武天皇を正しい道へ導いたという言い伝えにならい、この祭りは人々を幸福に導く『導きの祭り』である。


ZIPANG TOKIO 2020「八咫(やた)の火祭り~古きを伝え、新しきを魅せる 温故知新の極致~」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2803424





三流の幡とは・・・・・・・

花の窟から掛けられたお綱に吊るされた、縄で編んだ三本の幡のこと。

三流の幡の意味は…イザナミノミコトの子どものアマテラス、ツクヨミ、スサノオから、イザナミノミコトへのお供えだと言われいてます。

紀伊續風土記によると・・・・・

昔は祭日には 紅の綱錦の幡金銀にて花を作り散し火の祭と云ひしとあり

土人いふ錦の幡は毎年 朝廷より献し給ひしに

何れの年にか熊野川洪水にて其幡を積みたる御舟破れしかは

祭日に至俄にせんすへなく縄にて幡の形を作りしと

そ其後錦の旗の事絶えて縄を用ふ


ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 神々が眠る日本最古の地・ 花の窟~花の窟(はなのいわや)神社~(続編-3)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6679209




放生祭(ほうぜまつり)

放生(ほうじょう)とは、捕えられた魚鳥に法を修して山野、池水に放つ慈悲行で、この放出を放生会(ほうじょうえ)といいます。

天武天皇5年(677)8月に初見されますが、養老4年(720)の宇佐八幡宮放生会として八幡神社で独自の法会として発展してきています。

小浜市の八幡神社は創建年代は不詳ですが、諸々の記録から約1000年の歴史を有するものと推定されます。


ZIPANG-2 TOKIO 2020  ~町衆の心意気伝統の神事~「若狭路最大の秋祭り~小浜市の放生祭(ほうぜまつり)の由来と宇佐神宮 放生会について(その2)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4805045




【「あばれ祭」の魅力】について

石川県観光 スペシャルガイド 藤平 朝雄 さん

(能登半島広域観光協会相談役。 元キリコ会館館長。)

暴れるほどに魂が甦る。全てが驚愕のオンパレードだ。神輿は、海中に投げ込まれるのを皮切りに、お旅の路上でも、道路に叩きつけられ激しい放水を浴びせられる。橋の上から川に放り込まれ、揉みくちゃの水責めにあう。さらに、八坂神社への宮入り前には、赤々と燃える「置き松明」に投げ込まれ、壮絶な火責めを受ける。その名に違わぬ暴れぶりだ。

一方で、キリコも威勢がいい。柱松明が燃え盛る中、火の粉を浴びながら勇壮に担ぎまわる。約40基というキリコの多さも圧巻だ。宇出津地区あげての大祭なので、担ぎ手と囃子方だけでも2,000人を超え、「いやさか広場」は熱狂の渦に飲み込まれる。

宇出津は能登有数の港町だ。往時、おびただしい船と人の出入りで、様々な疫病も流行ったであろう。土地の人々は、疫病退散と地域の繁栄を願い、営々と祭りを営んできた。あばれ祭りの魅力、それは、まさしくエネルギーの爆発。祭りの日の破天荒ともいえる暴れぶりに、誰もが神と人が一体化する光景を見い出すことができるだろう。


ZIPANG TOKIO 2020「神と人が一体化する光景を見ろ!火に水に 熱狂 乱舞し 練り歩く 能登のあばれ祭」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2584682




城端曳山祭は「越中の小京都」と称される城端の江戸時代中期より続く春を彩る城端神明宮の祭礼。

先頭に立つ獅子舞と剣鉾が悪霊を鎮め邪鬼を払い、続く傘鉾が神霊をお迎えします。その後を庵屋台の情緒あふれる庵唄、伝統の城端塗の粋を尽くした曳山が続きます。夕刻からは提灯山となり、日中とは違う風情を楽しめるのも魅力。また、神様を迎える6箇所の山宿が見られる宵祭りも必見である。


ZIPANG TOKIO 2020「ユネスコ無形文化遺産 城端曳山祭 五月(さつき)にあらわす神々しき優美」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2302048




海老江曳山まつり

毎年、秋分の日に開催される『海老江曳山まつり』は、からくり人形がたいへん有名です。

それぞれ、東町『唐子(からこ)あそび』、中町『唐子懸垂回転(からこけんすいかいてん(でんぐりがえし))』、西町『唐猿童子(とうえんどうじ)』と呼ばれ、中でも『唐猿童子』は、22本の絹糸の操作で歩いたり走ったりし、瞬時に唐子や猿の顔に変身します。 豪華絢爛な海老江曳山は大変に見ごたえがあります。


ZIPANG-2 TOKIO 2020~富山県射水で始まる海老江曳山まつり~「射水曳山の絢爛豪華な伝統の旅をお楽しみください!(第一話)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4872053




古川祭や三寺まいりの陰に隠れて観光客にはあまり知られていないお祭。そんなお祭にこそ、飛騨の深い魅力が隠れている。毎年9月に行われる「きつね火まつり」は、松明の灯りを揺らしながら、総勢50名のきつねの嫁入り行列が町中を練り歩くお祭。

古川に古くから伝わるおとぎ話が、まるで秋の宵闇の中で今に蘇るような不思議な光景が広がる。また、毎年4月に行われる「神岡祭」は、高山祭・古川祭と共に『飛騨三大祭』に数えられ、平安絵巻を彷彿とさせる700人あまりの大行列は迫力満点である。

その他にも、そば処・飛騨らしく10月には「飛騨そば祭り」が行われ、清らかな飛騨の水で育った美味しいそばを皆で味わうことができる。


ZIPANG TOKIO 2020「幻想的な祭・きつね火祭り 飛騨古川」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3026132




八幡まつりの言われ

この祭りは、西暦275年に近江の地に行幸された応神天皇が、現在の日牟禮八幡宮へ参詣される際に、琵琶湖岸に位置する南津田7軒の家の者が、ヨシで松明を作り、火を灯して道案内をしたのが始まりではないかと伝えられています。

*まつりの始まり関しては、奇説や諸説があり詳しいことは良く分かっていないようです。

祭りの構成

社伝によれば、八幡宮本殿の南側に祀られる大島神社がその地主神で、正暦2年(991年)に八幡神を宇佐八幡宮から勧請、その後、帰属した船木郷と両郷の鎮守として推移したと伝えられています。

八幡祭における、上之郷が大島郷、下之郷が船木郷とされ、幕末までは、祭りの中に上之郷が大島社に対して行う神事があり、特に「大島祭」と称していたようです。

現在は上之郷(市井、多賀、北之庄、鷹飼、中村、宇津呂、大林、土田)と下之郷(船木、小船木、大房、南津田)12郷のまつりとされています。


ZIPANG-3 TOKIO 2020「千数百年の歴史を誇る伝統の お祭り 近江八幡の『八幡まつり』」
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長浜曳山まつり

~絢爛豪華な曳山~

江戸時代中期から、長浜のちりめん産業の隆盛に伴い各山組は競って曳山を改造し、装飾に豪華な毛織物を用いるなどの贅を尽くしました。現存する曳山の多くはその頃に作られたものです。1階の舞台と楽屋、2階の亭(ちん)にわかれています。

曳山は「長刀山」と子ども歌舞伎が演じられる12基とあわせて13基あります。子ども歌舞伎が演じられる12基のうち毎年4基が交代で出番山となります。

~曳山祭豆知識~

装飾類の中では、貴婦人と三人の従者を描いた「鳳凰山飾毛綴(ほうおうざんかざりけつづり)」、大勢の槍を持つ武人を織だした「翁山飾毛綴(おきなざんかざりけつづり)」が国の重要文化財に指定されており、ともに約400年前のベルギー製の織物です。


ZIPANG TOKIO 2020「無形文化の伝承こそ長浜市の誇り!ユネスコ無形文化遺産 日本三大山車祭『長浜曳山まつり』4月開幕!」
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多賀大社 万灯祭(まんとうさい)

8月3日の薄暮、杉坂山(ご祭神降臨の地)で御神火祭が行われ、浄火が古式により切り出される。麓の調宮(ととのみや)神社を経てご本社に運ばれると、1万灯を超える提灯に明かりが灯されます。 伊邪那岐(いざなぎ) 伊邪那美(いざなみ)の大神様は、数々の尊いご神蹟をあらわされたのち、女神さまは黄泉の国(死後の世界)の大神となられました。万灯祭は私共の祖先の御霊をお護りくださる女神様に感謝を捧げるお祭りで、湖国の夏の風物詩としても有名である。


ZIPANG TOKIO 2020「お伊勢参らば お多賀へまいれ お伊勢お多賀の 子でござる 多賀大社」
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斉宮の主・斎王

古代から中世にわたり、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた「斎王」は、皇女として生まれながら、都から離れた伊勢の地で、人と神との架け橋として、国の平安と繁栄を願い、神への祈りを捧げる日々を送った。 

斎王の宮殿である斎宮は、伊勢神宮領の入口に位置し、都さながらの雅な暮らしが営まれていたと言われている。

地元の人々によって神聖な土地として守り続けられてきた斎宮跡一帯は、日本で斎宮が存在した唯一の場所として、皇女の祈りの精神を今日に伝えています。


ZIPANG TOKIO 2020「天皇の御名代 斎王 第36回 斎王まつり ~斎王群行は古代伊勢道を通り斎宮へ~【日本遺産】」

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天下の奇祭「桑名石取祭」


石取祭(いしどりまつり)は、桑名南部を流れる町屋川の清らかな石を採って祭地を浄(きよ)めるため春日神社(※桑名総社)に石を奉納する祭りで、毎年8月第1日曜日とその前日の土曜日に執り行われています。

町々から曳き出される祭車は、太鼓と鉦で囃しながら町々を練り回ります。 試楽(土曜日)の午前0時には叩き出しが行われ、祭車は各組(地区)に分かれ、組内を明け方まで曳き回し、その日の夕方からも各組内を回り、深夜にはいったん終了します。

本楽(日曜日)は午前2時より本楽の叩き出しが明け方まで行われ、いよいよ午後からは各祭車が組ごとに列を作り、渡祭(神社参拝)のための順番に曳き揃えを行います。

浴衣に羽織の正装で行き交う姿は豪華絢爛な祭絵巻を醸し出します。一番くじを引いた花車を先頭に午後4時30分より曳き出された祭車は列をなし、午後6時30分からは春日神社への渡祭が順次行われます。

渡祭後は七里の渡し跡(一の鳥居)を経て、午後10時頃より始まる田町交差点における4台ずつの祭車による曳き別れが行われるのも見逃すことのできない場面です。


ZIPANG TOKIO 2020「伊勢の国 日本一やかましい祭り 天下の奇祭『桑名石取祭』祭車総数43台をご覧ください!」
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「はだか祭」は、正式名称を「儺追神事(なおいしんじ)」と言います。今から約1250年前、奈良時代の神護景雲元年 (767年)称徳天皇の勅命によって全国の国分寺で悪疫退散の祈祷が行われた際、尾張国司が総社である尾張大國霊神社においても祈祷をしたことに始まったと伝えられています。

目立つ節分行事が近在に無かったこともあり、尾張地方に春を呼ぶ祭りとして定着したこの神事に、裸の寒参り風習が結びついて、現在のようなはだか祭の形態になったのは江戸時代末期のことです。昔は、その年の恵方に人を求め、男を捕らえ儺負人(なおいにん・神男)に仕立てた「儺負捕り」ということが行われましたが、現在の裸男の揉み合いという形態は、この儺負捕りを受け継ぐものとされています。


ZIPANG TOKIO 2020「國府宮のはだか祭(儺追神事)は毎年旧正月十三日に行われる」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3657947



本号では、西日本の一部の祭しかご紹介できませんでした。次の機会には、再度西日本、東日本、北日本の祭をご紹介できればと想っております・・・



余滴



伝統ある全国のお祭り大集結。

ZIPANG-2 TOKIO 2020 ~ ふるさと祭り東京2019~「 ♫ まつりだ ~ まつりだ ~ 山の神・海の神、おやじ『日本のまつり』だよ~ ♫ いよいよ明日から幕が開く~‼」
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