分けるとき「その他」って幼児には難しい?そんな時のお片づけのヒント

2018.03.11 12:29

片づけでおうち育

お片づけアカデミーです。


2歳のお子さんを持つママから、

こんなお話を伺いました。


「電車のおもちゃを、

トーマスとその他って分けてるんですけど、

なかなか片づけできなくて…

まだ難しいんですか?」



はい!

2歳児には、

まだ「その他」という概念は難しいです。







視覚的に分かりやすい「色分け」






簡単な属性で「カテゴリー分け」




分かりやすいですよね!




でも、

乗り物のおもちゃを、

トーマスのシリーズと「その他」に分けるって、2歳にはちょっと難しいです…





こんな時は、

その子の「今好きなこと」を見つめると、

遊びやすく、片づけやすい分け方のヒントが見つかります。




①「電車ごっこ」に夢中なら、


「電車ごっこで遊ぶときに、一緒に使うのはどれ?」

仲間をみつけて「電車遊びのおもちゃ」

としてひとまとめに収納する


一緒に使うもので

「仲間集め」をする方法です。







②「トーマス」にはまっているなら


電車のおもちゃの中から、大好きな「トーマス」シリーズだけを選んでもらって、残った「仲間外れ」とは別々に収納する。


「今お気に入りのトーマスだけを選んで」

残ったものを「仲間外れ」として区別する方法です。


この場合、

トーマスと「その他」に分ける場合と結果は同じに見えますが、

声かけの仕方や、行動が違います。







「分ける」

はとっても頭を使う行為。


子どもの


●今、できること

●今、楽しいこと

●近い将来できるようになりそうなこと

●そのためにサポートしてあげたいこと


は、ひとりひとり違います。



子どもの片づけを考えるとき、

モノや空間だけじゃなくて、

子どもの気持ちや具体的な動作に、

ぜひ着目してみてくださいね!