ハワイでアレルギー!?
ALOHA!
3月も半ばになり、毎年、襲いかかってくるスギ花粉と戦う毎日。
取り出せるものなら、目玉を取り出して、洗いたい衝動にかられています。
今はただ、敵が通り過ぎるのを待つだけ。せっかく陽気が良くなってきたのに、家にこもる毎日です。
さて実は大好きなハワイにも敵が潜んでいるのです。
今から4年前、ルンルンとハワイに出かけたときのこと。
朝、目が覚めると、目を殴られたような痛みを感じました。開けようと思っても痛いし、涙が止まらないし、持っていた目薬をさしたり、目を洗ったり、冷やしたり、考えられるすべてを試しても、どうにもなりません。30分経ち、1時間が過ぎ、ようやく痛みが治まりほっと一息。
予定通り、レンタカーでノースショアに向かいました。が……。
車の助手席でまた我慢できない痛みが襲ってきて、今度は日差しがまぶしくて痛くて目が開けていられません。運転席にいる夫も驚いて、ドールプランテーションに車を停め、痛みが通り過ぎるのを待ちます。
結局、翌朝も同じ状況。おまけに、身体中にじんましん。さすがに自分に何が起こっているの? と、当時、ホテルプリンセスカイウラにあったドクターズオンコールに行くことに。
通訳さんを介し、ドクターに言われたのは、「あなたは日本にない何かの物質にアレルギーを起こしている」。「たぶんvogでしょう。ここのところいっぱい飛んでいるから」とのこと。
vogとはハワイ島から飛んでくる火山灰のこと。ハワイの人たちが、水平線を眺めながら「今日はvogっているね」と話しているのを思い出します。
しかし、まさかハワイまで来てアレルギーを起こすとは。それも火山灰。結局、お尻に太い注射を打たれて(子どもの頃以来です。お尻に注射なんて)、症状はすっかり落ち着きました。
この一件がトラウマになって、なかなかハワイ島に行くことができませんでしたが、行ってみたらなんということもなく、ほっとしたのを覚えています。
後から、ハワイの友人にこのときの話をすると、アレルギーはvogだけでなく、マンゴの花でも起きることがあるそうです。よく考えてみると、花粉症が発症したのもこの頃だったような気がします。あれ以来、ハワイに行くときは、アレルギーの薬と、いざというときのヒスタミン剤もカバンにしのばせています。恐るべし。アレルギー物質(>_<。)
ちなみに、ドクターズオンコールは、日本語の話せるスタッフさん、通訳さんもいて、言葉の心配はありませんでした。海外旅行傷害保険の契約証を見せるだけで面倒な手続きは一切不要、医療費を請求されることもありませんでした。
ハワイで病院にかかったのは後にも先にもこのときだけ。ときどきもう保険に入らなくてもいいんじゃない?と思うこともありますが、「もしも」はいつ起きるかわかりません。そのときのためにも、海外旅行傷害保険に入っておくことは必須だと思いますよ。