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Mi bandoneon y yo - Archive by Natsuki Nishihara

ブエノスアイレスのお姉ちゃん的存在。かおりさん、おめでとう!!

2021.09.05 15:01

 いつもお世話になっているブエノスアイレスのお姉さま、タンゴ歌手のKaori Oritaさんの1stアルバムが遂に完成..🎉🎊🥺👏🥂


かおりさんがどんな人かというと、タンゴが本当に好きで、それを隠す事なく、スキ〜〜〜‼️って全身で表現している(というか滲み出てる?)人。その愛に気付いたり、そのエネルギーに心を動かされた人は、かおりさんから目が離せなくなるのです。物凄い求心力。

"日本人は内気だよね、あんまり思ってること喋らないよね。"ってよく言われます。それはこの国の人たちと比較してプライベートなことや心の内をあんまり誰にでも話さない日本人的感覚に加えて、言葉がうまく使えないから、思ってることをみんなに向かってうまく伝えられる自信がないから黙っとこ、みたいなこともある(少なくとも私はある)と思うのですが、かおりさんはアルゼンチンで例外(?!)の日本人🤣


黙ってたら誰も助けてくれないんだよ、というのはアルゼンチンでよく使われる有名なフレーズ。

これが歌手かぁ、と思わせられます。言葉を使って表現している人たちの表現力というか、人に想いを伝える術というか。お話ししていても凄く感じます。

だからこの町で、へたしたらひとりぼっちにもなりかねない外国人として、コネやバックグラウンドも無しに、街の人に愛されながら、地道に根を張って歌手として生きている、、それはかおりさんのコンサートを見に行ったら、すぐにわかること。ご本人曰く"ひとりで泣きながら公園で歌っていた"ところからスタートした歌手人生だそう。

協力したい人が沢山現れて、人を巻き込みながらどんどんと前に進んでいるのは、かおりさんのAmorosaなお人柄と、タンゴへの情熱、ただそれのみ‼️


その過程で出来上がった、かおりさんの初アルバム。コロナ禍も重なって苦労されていたのをずっと見ていたので、私も出来上がってSpotifyなどに上がっているのを聴いて感無量…。そして光栄なことに、一曲バンドネオン一本で伴奏させてもらっています。


この町に生きる日本人女性ふたりとしての、”volver(帰郷)”。どタンゴを追いかけ続けて、なんで私は日本人なんだー‼️ってたまに自分のアイデンティティを否定しながら(?)も、やっぱり私たちにしかできない色がある。個人的にはこの録音で、それが出せたような気がしています。表現出来るようになったどタンゴがあることにも気付き、(多分、私もかおりさんも)日本人としての自分の繊細な表現力にも気付きました。セクステートの豪華な歌伴の中で、それが一曲ぽつんと入っている、そのコントラストも個人的に良いなぁと思いました。是非、通して聴いてみてくださいね。


🖤Volver

Kaori Orita feat. Natsuki Nishihara (acompañado por el bandoneón solo)


かおりさん、本当におめでとうございます‼️🎊🎉これからも、タンゴ修行、あーだこーだ言いながら・迷いながら・悩みながら、頑張りましょう🥰🥰‼️