Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

LC=blackZX's Ownd

止まらぬ物価高・・・生活者の実感は10%で、実際の上昇率3%

2022.10.26 23:39

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■止まらぬ物価高・・・生活者の実感は10%で、

 実際の上昇率3% なぜこんなに格差が?

 公開日:2022/10/27



コメ価格も値上げに・・・


 これまで安値が続いていたコメ価格が

値上げに転じた。3年ぶりのことだと

いう。

10月に入り商品の値上げはさらに拡大し

食品、飲料品だけでも6500品目を超え、

外食の値上げも実施されるなど原材料や

エネルギー価格、急速な円安の影響で

物価上昇が止まらない。


■日銀3%、生活者意識は10%


 総務省が21日発表した9月の消費者

物価指数(生鮮品を除く)は

前年同期比3.0%上昇した。


 一方、日本銀行が13日に発表した

「生活意識に関するアンケート調査」

(生活者の意識や行動を把握する世論

調査=9月調査)では、1年前に比べ現在

の物価上昇率は10%という結果が出た。

これは実際の物価上昇率3%に対し、

消費者の物価上昇への実感ははるかに

上回っているとする結果だ。


 ニッセイ基礎研究所の久我尚子・

上席研究員がこう述べる。

「商品の値上げはもちろんですが、電気

代(9月21.5%)、ガス代(同25.5%)

が2割以上値上がりしているのが大きい。

固定費の値上がりが生活に大きく影響し

てきていることが、物価の上昇意識に

つながっています」


 実際に現在の暮らしぶりについては、

「ゆとりがなくなってきた」との回答が

前回調査(6月)より7.5ポイント増加

して半数を超え、暮らし向きが悪化して

いることが示されている。

そして、「支出が増えた」とする回答は

48.5%と前回に比べ5.5ポイント増加、

今回調査で「減った」は16.4%と、

家計の持ち出しが大きく増えたことで

生活を圧迫していることがうかがえる。


■実質賃金はマイナス、格差拡大が懸念


 物価上昇に伴い収入の引き上げが欠か

せないのだが、厚労省が発表した8月の

物価上昇を加味した実質賃金は

前年同月比1.7%の減少と、5カ月連続

のマイナス。

急騰する物価高に賃金の伸びが追い付か

ない状況なのだ。


 経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。

「物価上昇が消費者の行動を制限、ストッ

プさせています。先行き不安からシングル

マザーが子供に2食食べさせるため自分は

1食で耐えている人が山のようにいます。

また、1食浮かそうと、炊き出しに上等の

スーツを着た男性が並んでいる姿も見受け

られます。物価高は今や消費者にとって

恐怖になってきています」


 新型コロナウイルス対策の行動制限の

緩和で全国旅行支援が開始され、

また入国制限も撤廃されたが、コロナ前

に戻ってきているのは観光、旅行業ぐら

い。


 先の久我氏がこう指摘する。

「コロナ禍の制限でしばらく我慢してい

た反動で旅行や外出が伸びるでしょうが、

いったん気がすめば節約志向の消費行動

に戻ります」


 さらに、同研究所の暮らしの変化に

関する調査では“暮らし向きのゆとりが

なくなった消費者がとった行動”につい

てこう明らかにしている。


 「『消費者の低価格志向が高まる』

(33.1%)よりはるかに多かったのが

『できるだけ不要なものは買わない』で

66.9%を占めています。今後の原材料

や円安の進行いかんで消費者物価の見通

しはさらに上振れする可能性がある。

その結果、一部の余裕のある世帯と、

その他の大半の世帯間で格差が拡大する

ことが懸念されます」


 黒田東彦日銀総裁は来年4月で退任予定

となる。

物価高、円安、金利といった日本経済の

難局に臨む後任の新総裁に期待したいの

だが。

(ジャーナリスト・木野活明)


【転載終了】

***********************


 収入が増えない中での物価高だからです

ね。


 この状況での経済立て直しは容易では

ないでしょう。


 「アベノミクス」とは、このような生活

になるということだったのですね。