「線と言葉・楠本まきの仕事」展 (弥生美術館)へ行ってきた話
ちょっと前の話になるのですが「線と言葉・楠本まきの仕事」展 に行ってきました
今回も機材ではなくデザイン絡みですね
※冒頭は僕の想いなので本編まで読み飛ばしていただければと想います
この記事を読まれる方は漫画家の「楠本 まき」さんのファンの方が多いかと思います
高校生の時にたまたま本屋さんで「KISSXXXX」を見てジャケがあまりにもかっこいいので衝動買いしてからずっとファンです
因みに小学生の時に「To-Y」を読んで中学生の時はトーイの格好を真似してましたし、高校生になってからはKISSXXXの劇中に出てくるギタリストの昔の髪型を真似してました(ニッチ中のニッチw)
これw 母親にいつも「前髪を切れ」と言われてた記憶がありました
女性向けの漫画だと思うのですが男性もファンも多いんですよね
90年代のバンドマンなんすけどポジパンやヴィジュアルの人なんかはかなり影響されてる人多く僕もその一人です
当時やってたバンドのメンバーとかバンド仲間とかリハやライブハウスに単行本持ってきて読んでましたよw
KISSXXXXの魅力
これに関しては僕の主観がめちゃくちゃ入るのですが魅力は
・バンドを絡めた話
・モノクロームの世界が美しい
・スタイリッシュ&ゴシックの美しさ
・イラストの線の演出と画角のこだわり
・登場人物のファッションがシンプルなのにかっこいい
白と黒の2色の世界で不思議な魅力の虜になりました
思いっきり主観ですけどw
高校生の時に初めてゴシックの世界観がある漫画に触れたのでめちゃくちゃ刺激的でした
当時僕は日本のインディーズのバンドを漁ってた時でデランジェとかジキルがすごく好きでしたし、外タレですとデヴィッド・ボウイとかスージー&ザ・バンシーズとか好きになりはじめてた時なのでバシっとKISSXXXXの世界にハマったよなー
劇中でもバウハウスやキュアーの事も少し出てるのですがこの漫画を通してファンになりました
当時のヴィジュアルやってたバンドマンは僕と同じ様な人多かったんじゃないかな
だって、バンド名とか髪型とかCDやデモテープのジャケとか「みんな憧れてれるんだなー」って当時思ってました
僕だけでなく皆好きだったので暗黙の了解でしたよ
「線と言葉・楠本まきの仕事」展
想いが強すぎてやっと本題です
館内は一部撮影可なのでそこだけ撮影してまいりました
またネタバレも良くないと思いますのでほぼ写真だけの稚拙な記事ですがお許しください
3フロアから構成されてまして1Fがチケット、グッズ販売所、とギャラリーで2Fと3Fにも展示されてます
一つだけオープン(写真出し)にしてもOKかと思うスポットがありますのでそこだけ紹介しますね
他のブログやSNSでも紹介されてますが「例の階段」と言われてる場所があります
ギャラリーは階段で移動するんですけど階段の壁がバンド(DIE KUSSE)のチラシを貼りまくったライブハウスの様になってます
DIE KUSSEだけでなく、To-Yで出てくるGASPやPENICILLIN SHOCKとか多分Kashmirと思われるチラシもありました
擬似的にDIE KUSSEのライブを観に行った感じになります
嬉しかったなーwww
展示物はかなり細かい所までディティールを追い込んでる赤指示の入った原稿が見れたりゴシック満載の空間が楽しめますのでファンの方はすごく喜べると思います!
ギャラリーの入り口
例の階段
GASPのオリジナルメンバーがクレジットされてますね
PENICILLIN SHOCKですね
一番左はTo-Yで出てくるギャルバンのKASHMIRかな
このポスターを買って帰りました 額に入れて飾ってます
別の美術館の個展ですがこれめちゃくちゃ見たいっす
弥生美術館のロケーション
美術館の周辺て少し情緒がある落ち着いた街なんですよね
大きな商店街があって食べ歩きとかではなく静かな場所で近くに東大もありますし美術館が「暗闇坂」という坂沿いなんですよ
-暗闇坂 wiki-
"名前の由来は、昼間でも暗いほど鬱蒼と樹木が茂り、狭い坂道に覆いかぶさっていたからといわれる。暗く見通しの悪い急な坂道のためか、妖怪、幽霊が出没するなどといった伝説が生み出された。実際に追い剥ぎなどが現われる物騒なところであった。同様な命名として幽霊坂という坂も多い。"
こんな感じの弥生美術館なのですが喫茶も併設してます
僕は寄らなかったのですが情緒あるお店なので是非
美術館の看板です この感じがいいですよね シビレます
美術館の外観です 左が喫茶店ですね
この日はラルクからもお花がきてました
暗闇坂です 右側が東大です
暗闇坂を登り切ると交差点に東大があります かなりの雰囲気です
ちょうど美術館前あたりですかね この坂を下ると上野の忍ばず池付近に出ます
10月頭の晴れた日の14時でこんな感じです
確かに薄暗いのですが怖さではなく良い意味で雰囲気のあるスポットでした
会場の情報
期間: 2022年10月1日(土)〜2022年12月25日(日)
会場 :弥生美術館
住所: 東京都文京区弥生2-4-3
観覧料: 一般 1,000円
大・高生: 900円
中・小生 :500円