荒れ地に種を蒔きますか?
また新型コロナウイルス感染症ことcovid-19の新規感染者数が上昇してきましたね。
しかし、というか、やはり、というかあまり脅威に感じませんし、世間も世界ももう脅威には感じていないようです。
現在日本の累積感染者数は2000万人を超えましたので単純計算で総人口の6分の1が感染したことになります。
同様に計算するとフランスや韓国などは既に半数以上の住民が感染した計算になります。
現在はcovid-19よりも円安や物価高の方が取り沙汰されています。
政府や地方自治体も今後の支援金・給付金や補助金を交付する際の名目として「物価高騰」を使い始めています。
日本でも物価高が実感できる状況ですが、他国はもっと物価上昇率が高いようです。
現在の物価高の原因は円安のみではないということですね。
この投稿から数時間後には日銀の政策金利発表ですが、果たして日銀総裁に出口戦略があるのか・・・はなはだ疑問ですが、一般市民である我々は与えられた環境で如何に開花し咲き誇り結実し繫栄していくかにこそ注力したほうが健全でまた利益も大きいことでしょう。
前回は事業計画書を立てましょうということを書きましたが、それはあたかも畑を耕し、畝を作り、どこに何をどれだけ植えていこうかと計画するようなものです。
計画立案段階ではまだ環境を確認し、整え、準備をしているだけで種を植えていません。
種を植える目的は成果の収穫で、最終的に利益の回収を計画するのが出口戦略です。
確実に収穫できれば良いのですが、時には天災などで被害を受けたり、思うように生育が伸びなかったりすることもあるでしょう。
その場合の対策、代案、撤退基準なども出口戦略の一種です。
作物の種類は多いほうが華やかでしょうが、計画も手間も費用もそれに比例して増えていきます。
単一作物では危機が訪れた際に全滅の憂き目にあうこともあり得るでしょう。
また、環境・・・土壌、気候、時期、面積、etc etc・・・によって採り得る戦略も植える種の種類にも有利不利が出てきます。
作物ごとにかかるコスト(原価・ランニングコスト・時間)も千差万別でしょう。
よってある程度は作物の種類を限定しつつ、適正で適度な環境を整え、収穫まで多少の余裕をもって遂行できるスケジュール管理をし、その間の資金繰り(キャッシュフロー)も管理しなければなりません。
そして、事業の収穫とは成果を現金化して回収することにほかなりませんので、収穫前から収穫物の売り先を探す営業戦略も立てておかなければなりません。
各種計画等に微調整を加える程度で健全に回転できる状況を作り出し、再現性を高め、市場を拡大して初めて繁栄を目指せるというものです。
繁栄を目指せる状況が作り出せたなら、そこに安座せずに新たな成長戦略というものが必要になってきます。
事業も人生も永遠ではなく、繁栄は永続しません。
しかし、生まれ変わることも出来るかも知れません。
その時々、状況等で必要な計画は変化していきます。
経営者が現場で忙しくしているとなかなか計画を立てている余裕はなくなっていきます。
しかし、計画は経営者の理念や意志を欠いてはいけません。
経営者はその計画の内容を理解、把握していなければなりません。
他者に全て委ねては経営者は次第に傀儡と化してしまうことでしょう。
コンサルタントは善き師であるべきであり、経営者を傀儡にしては佞臣と成り果てるでしょう。
経営者以外の者に計画の立案を委任するとすればその者は腹心であるべきでしょう。
うーん・・・国の借金は1255兆を超えているわけですが、やはり日銀にも現政権にも与党にも出口戦略は無いような気がしてきました。
今回もまた乱文ですが、最近当サイトの閲覧者が増えてきていますので頑張って投稿していきたいと思います。