中村倫也、木下晴香、福士誠治 出演のMUSICAL『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』いよいよ開幕!
10月28日、MUSICAL『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』の公開ゲネプロが、東京芸術劇場 プレイハウスにて行われ、ゲネプロ前に、中村倫也、木下晴香、福士誠治、河原雅彦(上演台本・演出)が作品についての思いを語った。
本番を前日に控えての心境を聞かれると、中村は「まだ現実感が無いですね。」と、話すと福士、木下も同調。濃密な稽古期間を駆け抜けたといった様子であった。
中村は、舞台では初共演となる福士について「人見知りの無い2人なので遠慮したり気を配りすぎたりもせず、打ち解けました」と感想を述べると、福士は「僕がたまにポソッとボケると、ポソッとツッコんでくれる。そんなところが好きですね。」とコメント。淡々と話しながらも相性の良さを感じさせた。
まら、木下は中村について「いろんな角度から人のことを見ていらっしゃる人で、普段は何を考えているのか常に観察させていただいた稽古場でした。凄いだけで終わらずに、こっちが、あそこまで行きたいと引っ張り上げてくださるという、憧れで終わらない新しい感覚でした。」と思いを語った
河原は、中村と7年ぶりのタッグとなる事について「長い付き合いになるんですけど、良い意味で変わらない。倫也とやる時って、圧倒的に凄いものを作ると決めています。今回も良い稽古が出来ました。」と、今作に対し手応えを感じている様子であった。
最後に、福士から「観に来てくださる方も、多少の覚悟を持って観に来てくださると嬉しいです。こちらから発したエネルギーを受け取った時、多少の疲労を感じると思います。」とコメントすると、中村も「気付いたら終わって、帰り道、ボーッとするくらいになると思います。観るぞ!と思ってきてもらえれば。そして少しでも何かを浴びていただけたらと思います。」と、これから作品を観る観客達へメッセージを送った。
MUSICAL『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』は10月29日から11月13日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。11月16日~21日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、11月25日〜26日に金沢・北國新聞赤羽ホール、11月29日〜30日に仙台・電力ホールにて、上演される。
(文・写真:山岸一之)