エネルギーを補う

今日はお天気が良く、よく陽が入って部屋が輝きだしました。

私は陽がさすリビングが好きです。

きっと、皆様のお宅でも、陽が差している時と、そうでない時間では部屋の表情が全然違うと感じられているのではないでしょうか。

陽は部屋を明るく輝かせ、暖かくし、まるでエネルギーが加わったようです。

またモノの影ができれば、それがアーティスティックに見えたり、コントラストを楽しんだりもできます。

そしてそこで過ごすうち、部屋だけでなく、自分の気持ちも明るく軽くなっているのに気づくでしょう。

今日は近所の小学校で運動会が開催されていて、そばを通れば家族でない人たちも、そのエネルギーに吸い寄せられるように立ち止まって観ています。

私はあと数年で還暦を迎え、人間であるかぎり必然的に体力が衰え、それと上手に付き合っていかなければなりません。

この時、部屋に明るい色や植物を加えてエネルギーをプラスすることが有効だと考えています。

この数年、シンプルモダンや和モダン、モノが少ない小ざっぱりした空間に憧れていましたが、

今年子供たちが巣立つ経験をして、若いエネルギーが家の中になくなって、そう感じるようになりました。

赤やピンク、オレンジ、黄色、明るい緑色やターコイズなどの中から、温かで明るい気分になる好きな色、やさしい手触りのものを意識して取り入れる。

美輪さんが、以前テレビで

「若い時は若さ自体が宝石だからアクセサリーをつける必要なし。若さがなくなってきたらアクセサリーで補う」旨の発言をされていましたが、

部屋にもそんな要素をとりいれたら良いと思うのです。

禅的な、自分を律するようなシンプル生活、モノが極端に少ない身軽な生活も良いかもと憧れますが、

寂しがりやな私は、部屋をややカラフルにして、部屋も元気におしゃれにしていくのが合っていると思うようになって、それはとてもコンテンポラリー風水的な設えなのです。