ご報告2つ
ご無沙汰しております。体調を崩しておりましたので、なかなか更新できず申し訳ありません。
①JCRA認定ウサギマスター検定1級に合格しました。
一般社団法人 日本コンパニオンラビット協会(JCRA : Japan companion rabbit association) による認定試験を9月(1次試験)と10月(2次試験)に受験しました。
1次試験は、選択問題、筆記問題、症例報告書でした。
2次試験は、面接でした。
面接では、今まで出会ってきた症例についてや、私の考えについて回答しました。
試験を受験するにあたって、オンラインの講習を15回受講しました。内容は、兎の皮膚、目、呼吸器、心臓、泌尿器、脳・・・すべてです。
もともと持っていた知識にプラスして、根本的な個所から理解することができました。記事にするには専門的過ぎてできません…
うさぎの医療は、ここ10年で益々発展してきているので、講習では、新しい情報を得ることができて診療の役に立たせることができました。日々診療をしていると、イヌやネコで同じ病気であれば簡単に治せることがウサギでは難しいことも多々あります。大学では、うさぎについて勉強しません。なので卒業後、何らかの形で勉強をし、獣医師がその「知識」を得ているか得ていないかによってによってうさぎの生死を分けてしまう、常に情報を得て診療をすることの大事さを感じています。
私自身は、うさぎを飼育し、(今2匹目です)、複数のうさぎを診療している病院で勉強させていただきました。先ほど知識が大事といいましたが、知識の上で「経験」も診療するうえで大事なことです。当院には、ありがたいことに多くのうさぎの患者様に来ていただき、多くの症例に出会わせていただいて、また将来に診察させていただくうさぎさんへつなげていくことができています。
また、私自身も今まで2匹のうさぎと一緒に生活をしてきて、男の子と女の子であったのもあり、性格がまるで違っていました。飼い主様のお話は、病気の話だけではなく、日々生活でお困りのことや、自宅での可愛い姿なども教えてくださいます。これも「経験」の一つに入るのだと思いますが、病気の治療だけが病院の役割ではない、と感じました。
転院をしてこられる患者様も多くいらっしゃいます。ウサギの診療において、実は決まったやり方は存在しておらず、その獣医師のやり方がそれぞれあります。これも、まったく的外れでなければの話ですが・・・。ウサギさんが大好きで知識を持たれている方も多いため、前いったところの先生は全然わかってくれなかった…などもあったのでしょう。
病院と患者の関係は、信頼関係がベースになると思いますので、たとえうちと異なっていたとしても頼れるなと思われるところに通っていただいたらいいのかなと思っています。私たちもそうなれるように頑張っています^^
現在ここで働く獣医師は私(眞帆)含め、谷本と貞森もうさぎの診療をしております。3人で情報を共有しておりますので、安心してどの曜日でもお越しください。
②妊娠しました。(うさぎではなく、私の話です。)
8月に妊娠していることがわかり、最初は働かせていただいていたのですが、悪阻がひどく、体力がどんどん落ちて行って、診療ができなくなる状態となりました。現在18週で、だいぶ体の調子は戻ってきているのですが、体のだるさと、悪阻がまだあり、落ち着くまでお休みをいただこうと思っております。ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
私は男の子だと思っているのですが、まだ産婦人科ではまだわからないそうです。
以上、2つの報告でした。
今後ともよろしくお願いいたします。