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vol.4『ご縁』×『エネルギー』ってなんですか?

2018.03.08 10:00

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縁という観えない世界が 見える世界を創り出している

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■ご縁って?

 ご縁があるとかないとか言われますが、この目には見えない縁って何なんでしょうかね?観

えない世界や神様なんて信じてないって人でも、人や物との出会いから感じる縁というものが大切なことだ、と何となく分かっていますよね。この縁の感覚を日常に生かしていくことで、その人の出す波動やエネルギーが変わり、人生が大きく変化していく、と私は感じています。

■縁起(えんぎ)=縁を起こす

 縁は勝手にやってくるものだと思いがちですが、私たちの日常の感じ方、考え方、動き方の蓄積により、縁の流れは変化してきます。日常の中に縁を起こしている瞬間が多々あるんです。縁に良い悪いはないけれど、心地よく望む方向へと向かっていったらいいなぁとは誰もが思うこと。その流れをよくするコツは縁を起こす瞬間がポイント

になります。

例えば 様々な縁が集まった鍋みたいなものがあるとします。

・第一縁起 (鍋に入れる)

 毎日の中で目の前に起こる物事をどう感じているか、どう捉えているか。その感じ方、捉え方を縁鍋に毎瞬毎瞬 入れちゃってるわけです。


・第二縁起 (鍋の中で熟成する)

 その感じ方 考え方と同じ波長のものがくっ付き合い、鍋の中で熟成する。仏教ではこれを

「業異熟」と言います。


・第三 縁起 (鍋から出る時の形)

 様々な縁が熟成し合って鍋から出てくる時が、実際に目の前に物事が現象化する時です。で

すから、入れた波長に類似したものが現れ、嬉しいとか、悲しいとか思うわけです。特に嫌な

ことに関しては、人が悪い環境が悪いとか言いたいとこですが、それは元々は自分の考え方や感じ方が招いた現象であり、人や環境のせいにし続けていては全く解決はしません。だからといって私はダメな人間だと自己卑下するのも'「逃げ」なのでそれも解決する方向には行きづらいですね。人間だから いろいろ思っちゃうこともひっくるめて、「またこの瞬間から始める」ことを一つずつ丁寧に生きていけばよいのだと思います。


 私たちが出来ることは「第一縁起の入れ方に意識を向ける」ことです! そこが自分で納得する感覚であれば、第二縁起や第三縁起での現象は天にお任せできるってことです♪ 「人事を尽くして天命を待つ」の「人事」は'第1縁起'のことです。



■感じ方、考え、 動き方

 自分の感覚を観察しながら丁寧に生きようと思ってくると、自然にその方向へと導く流れができてきます。目の前に起こる「七転び八起き」を楽しみながら、意識を成長させていくプロセスそのものが「生きている」ってことなのです♪ 混沌はあって当然で「混沌の中でしっかりと坐る」ことが出来るようになると、何が起きても心地よいですね。良いことが起きたら「ありがたや」 、嫌なことが起きたら「学びの機会、ありがたや」です。


■ご縁(五円)の仕組み

 ご縁の杜のご縁の仕組みの一つを紹介します。ご縁の杜ではお帰りの時に「麻紐を結んだ五

円玉」をお渡ししています。この五円玉の大元の流れは、ご縁の杜を訪れた人が「ご縁の巡り

箱」に 「ご縁が巡りますように」と入れたお金。それをスタッフが五円玉に両替し、湯河原の氏神様である五所神社の清水に清め、繋がりの意を示す麻紐で結びつけて一つずつ作る。それを次に訪れる方々に循環させていくというもの。五円玉そのものの流通というよりも、空間的な流れとしての「観えない縁'の力を生かそうという思い、この流れを創りました。ご縁の杜を訪れた人たちが 直接お会いしていない者同士でも、この五円玉の気の流れを通して、どこか別の場でベストタイミングで繋がり合ったりして 縁がどんどん生み出されていくことを何となく感じるのです。自分だけの「得」を超えて、他者や場に「徳」を積んでいく感覚を知ると、自己信頼や他者応援の感度が高まります。その自己確信が「縁を生み出す体質」になっていくのです。

ご縁は 波動エネルギーの現象化です。



■ご縁が循環する杜(もり)へ

 ご縁の杜では、そういう縁の循環がより良く起きるヒントをたくさん用意してあります。ま

ずは'場の気'がよいらしいです。ここから発信される波動が高いねとか整ってるねと言って頂けることがさらに増えてきました。

 私たちの志事は「私たち自身の波動を心地よく高め、本来の自分の力を発揮すること」です。その波紋が伝播しながら皆さんと共鳴していくことで、一本一本自立した木となり、人のエネルギーが創り出す「杜(もり)」になっていくのだと思っています。ここを訪れる皆さんと一緒に「ご縁の杜」を創り出していけることが私たちの喜びです。

(ご縁の杜代表 深澤里奈子))