太陽系とシュレジンガー
コロナのワクチンの追加が、何時までも続くこの感染症だが、ここで、生物の進化を見てみた。
多数の教科書を読んで、特に、「適応と進化の生物学」という本の名を。
感染症のワクチンの方法には、抗原抗体反応が、ベースにあるが、回転するリボゾームにプライオリティの有るパズルが行われると、細胞の分化が。プライオリティは5段以上、脊索は最後かもしれない。リボゾームは円ではなく、楕円を仮定すると、優先順位が発生。細胞の内液のペーハーで原始酵素のON、OFFが、どうしても、コリンとアセチルコリンの樹状突起に起きる、SWで神経は伝達されるが、中枢の脳のSW論理より、以前に端末からでも、起きる伝達機構はあり得る場合、ここに、細胞の分化のベースが。哺乳類の様な中枢の発達は、魚では見られないが、それでも、学習、思考している。シナプスの伝道には、比較的多数の遠い場所からの取捨選択が。基本的なプライオリティの5段があって、これを3D的に、組織化して、生命現象へ。比較的な単細胞な原生動物において、高度動物のような行動を取る場合、機構的な部分の発達には、直接合成される場合と、ロジック的な発達の双方の方法が、この仕組みは、現在の脊椎動物でも、残っていて、細胞分化の一部になっている。体のどの部分においても、細胞の持つ、DNAは同じだからだが。もし、我々が単細胞の時期を経て、発達するなら、周りの環境こそが、神であって、「進化」するのだろうか。「進化」が我々であり、「神」でもあるが、「神に似せられて」、作られるのは全生物でもあり、その生物において、常に同じである「神」を見ることになる。ここで、生物における、環境の他の生物の介入は「進化」でもあり、所謂、環境に適応することでの「進化」も同じだ。→集団の適応と進化。
12月に入り、山本と香乃は積雪の中の小渋温泉の一郭に、道は確保されて、香乃のスズキでも、町へ出ることは、簡単だった。山本の作家活動は、続き、香乃も京都の家には戻らずに晦日を。 僅かに碧からのTELで、外界との連絡が続くが、有島を忘れて、山本に身を寄せることは、今現在を生きることで、当然であり、僅かに50通の年賀状を必要にするだけだった。殆どが、京都の大手へのもので、他には妹の恵奈子とパトロンの作家へ、だが、代吉への直接なハガキには、永い述懐が載ることになり、翌4月には一度戻るということを伝えた。 TVに映った古都は雪景色に包まれ、僅かに青く沈む影は、懐かしいものだが、美しさへの憧憬は、帰った岩崎のAUDIにかき消されていた。
そんなおり、有名な写真家のくりはら弘美が大鹿村に来ていた。長身のカメラはこの冬を小渋起点のフォトの切り替えに来ていた。巣ごもりに入ろうとしていた二人にとっては、いい訪問者と言えた。
小渋の別荘地は、空き家に見えた居た、数軒があって、付き合いは無い状態が、業者の方もくりはらの価値に彩から格好で、当然の山本邸へ顔を繋ぎに来た。これに弘美が加わって、マージャンを。 Nioknのミラーレスには、F1.2の55mmが、山本のD810を手にしてみるが、マルチブラケティングのセッティングで、アクティブさは、哲学的に。「雪の虹」を撮ろうと、試みていた。
「荒川岳って、ここから見ると、何か寒々としますね。」
フィルターを替えながら、山本邸の前の道で、サブのFM10で、36枚を。町のDPEは村役場の家屋の中に、現像は半日でDISCに。
香乃のコンパクトSONYは、見つけものの、サイバーショットで、画質は特に良い。DPEの担当はまだ10代の慶応女子高の出で、一応はカメラのプロだった。
2日後、晴れの予報だが、小渋川沿いに霧が出ている。既に6時を回った。8時には晴れてしまうが、F1.2の55では、フードを被せないと、専用のコート剤で埃を払う。GRNのコーティングはNikkorのマゼンタの黄に慣れない、別角度に薄く1mm上がっているが、当然、ワイドコンバートの38mmにF値は1.8まで落ちる。ISO 80が限度の、レンズの径は95%で、フード付きにアイカップのペンタはギリギリに設定して、室内光でのフレット的なイラストを、グリーンとブルーのバランスを。
「行ってきまーす。」
「ちょっと、何処までですか。」
ブラインドが陰に入るには、距離がある。時刻はもうすぐ、8時、ナポリタンの店舗から更に、奥へ、長兵衛小屋まで、30分は掛かる。山本の脚でも、きついが、弘美の重装備、カメラバッグの重さは歩を縮めて、最後のブラインドを廻った。 場所を確保に、サイバーショットで。シフトが必要だと思って見ていた。FM-10にSIFT35で、ここでは。
「北とは違ってるが、三座を入れて見ようっと、指は氷嚢みたいな、いいですよ。」
塩見、荒川、とピークを左に流れて行く、霧の雲はまだ茶を保つ低山との白の縁が。10時を廻って、持ち替えたZマウントは気温の劇的な上昇に、15℃を越えて、素手で。どうも、加工用らしい。正体はカメラだという事に。10時半、帰倒に。2チームとすれ違った。最後の渡川は僅かに幅の木道に、もう雪は10センチで、1時間遅れで、赤石荘へ。
「これは、MOTORドライブ付きだったら、良いと思うのですが。」
「細いのに、速いので助かった。」
山荘から山本の根城へ、3人で町へ食事、ついでにDPEを廻ればいいし、1時間で現像は終わる。
「どうすると思いますか?」
フラットスキャナと光学系の組み合わせは、彼女の作ったもので、サイズは100MのBMPからDISC保存時の10Mに、下界の町へは週一回のヘリで、19歳の店舗は、山岳救助を兼ねて、実は今年は最後で東京の実家に、3年へ編入のつもりという、都の大型ポイントのショップの跡継ぎという正体にも、近代化の波は来ていた。
「お二人とも、公務の関係で、ここに。 随分になるんですよ。」
大鹿村の一方通行は、間もなく通常化されて、スポーツカレッジの波に覆われて行くことに、都の脱出組にも、整備のやりすぎには問題があった。
僅かに木々の紅葉、一人、佇むうちに、予報は都心を廻る。
未だ神の手による審判は無いが、心に響く、非、地球共和圏の声は。
「白涛のEジス。」 はまゆうの名は、ナルコティックな白い花。 非ユークリッド故に
切り裂く、船首は高速のガレー船。 対立する2名の言葉は、悪夢の様に美しい船。(デザイナーは結構いいフィヨルドの亜人。)