Aリーグ観戦チケット、いくら何でも・・・
もう皆様ご存じの通り、(今更ですが)今シーズンから関西大学ラグビーAリーグのチケット料金が大幅に値上げされました。
ま、値上げ自体は、昨今のコロナ環境や国際情勢を勘案すれば、決して理解できない訳ではありませんが、先日の同志社大学A対関西学院大学A戦を観戦して、改めてその料金の高さに驚愕しました。たかが、大学アマチュアスポーツですぞ・・。(←もう、この考え方が古いんでしょうねぇ。大学スポーツはコマーシャリズム下でないと成立しない時代かも?)
驚愕って何とも大仰な言葉を使いましたが、その暴騰率が生半可ではないからです。
関西協会のHPによると自由席/一般は、以下の通り改定(値上げ!)されています。
改定前 1500円(税込) → 改定後2500円(税込)
実に+66.6%の値上げです。これを暴騰と言わずして何んと言えば良いのでしょうか。この8月の物価指数が3.0%上がって世間では大騒ぎしているのに・・・。
関西協会がこれまでの収入と同額を確保するためには、4割くらい観客動員が減少(←前売り率配慮せず)しても良いわけですが、その様な胸算用が上手くいくのでしょうか?狂信的ファンが多いラグビー業界では少々入場チケットを高くしてもファン離れしない・・との判断なのでしょうか。
更に追い打ちを掛けたのは、今年度よりDRFC会員に斡旋するチケット優待が廃止されたことです。(←理由は一体何なんだ?説明責任は?)
この結果、我々DRFC会員の支払いは、1000円から2500円に急上昇しました。実に+150%の値上げです。ベラボウですね・・! 当地がトルコやベネズエラではないかと勘違いしてしまいます。間違いなく、日本での話です。
当然、我々(私だけ?)庶民は防衛のためにローソンチケット等で前売券2000円(+手数料100円少々)を購入するわけですが、これまたメンドクサイ以上の何物でもありません。わざわざ店頭まで出向いて、当日都合で行けなくなるかもしれないチケットを事前購入するなんてワタシャようやりません。おまけに近所のローソンやファミマの店員さんは極々老人に冷たいし・・。(←これが大きいかも)
機械操作音痴の我々老人は、コンビニでいつも悲哀を感じているのです。(涙)
一番の生活防衛策は、「高けりゃ買わないだけのこと」なのであります。即ち、試合観戦に行かないだけの話です。
要は、試合内容が価格に見合うか否かなのであります。これが、経済的合理性と言うものでしょう。
勝手な言い分ですが、負け試合はコストパフォーマンスが最悪であります。当然、負けそうな試合は観に行く気がしません。新国立競技場の観客動員新記録を打ち立てた先日のJAPAN・オールブラックス戦たって「もしかして歴史的な・・・」って気が合ったからこそ多くのファンが押し寄せたのだと思います。
さて、現在(10/31)4節を終えて2勝2敗の同志社A。今後は上位校との対戦になりますが、天理・京産・近畿の各校との対戦でコストパフォーマンスの良い試合を見せてくれるのでしょうか?
正直、先日の関西学院A戦はコロナ前に比べ、観客が少し悲しいくらいバラバラでした。一般のお客様は、見に行く価値があるかないか良く知っておられます。安易なチケット値上げが関西ラグビーAリーグへのファン離れに繋がっているのは間違いのない事実・・だと私は思っています。(ああ、同志社が強ければなぁ・・)
少し淋しい話をすれば、今シーズンは関学戦で見納め・・・の声を私の周辺で数多く聞きました。これが私の周りだけに限定されれば良いのですが・・・。更には「DRFCに加入の価値が下がったなぁ、来年は‥」と言う声も聴かれました。(←おいおい、それだけは勘弁して・・!)
と言いつつ、なんやかんやでこれからも試合観戦に行くのが、私の周りの狂信的アタオカ(←知っますか?₎の爺ちゃん達なのであります。
同志社フィフティーンよ、勝負はこれからだ!(←ちょっと空しい声援だなぁ)
以上(文責:F)
(注)写真と文中の内容とは、一切関係ありません。