オーガニック脱力系対談コラム 【みやドンの奇跡も2度目なら】 2018.2.10~二子玉東京音実劇場編~

2018.03.13 08:36

オーガニック脱力系対談コラム

【みやドンの奇跡も2度目なら】

2018.2.10~二子玉東京音実劇場編~


ーーー東京音実劇場主催の恒例イベント「和」テーマのエンターテイメントイベント『響者』にお呼ばれしたみやドン。衣装も和装と聞いて、素敵な出演者の揃う中、恐る恐るの参加!の、その裏側を今回も対談形式で。

いかにして歴史は作られたか!レッツ激白!


ドン「過去からやって来た設定にしちゃおうか。みやドン。」


美弥乃「でもね、あんなに本格的にお着物だと思ってなくて、ほんと申し訳なかったなって…

全部おまかせすればよかった…」


ドン「ほんとのやつだったね!着物も用意してくれてて、着付けの係の人もいて。俺も冗談で飛脚スタイルでいきますよ、何て言ってたら、用意してくれてて。飛脚っぽいやつ。」


美弥乃「みんなお着物だから、みやドンはちょっと違う感じで(コスプレ風味とか)みたいな話になったから、ラフに行ってみたら、みんなすごくて、成人式みたいで、綺麗で

焦りましたよね(笑」


ドン「まさに今までの人生を象徴するかのような事態に(笑)ノリで行ったらみんな想像を超えてちゃんとしててやべえ、みたいな。でもちゃんと着付けの人にも遊んでもらえたというか、いじってもらって、モダンな感じにしてもらえたよね?さすがだな、と。」



美弥乃「あ、今回はこちらでしたね!

響者~ヒビキモノ~ 第十灯

2018.02.10

16:00 開場

16:30 開演

【出演】

音楽:美弥乃静&ドンボルカン山口/花野/元吉茉莉花/蓮音まゆ/MayuAina/八木亜由美/Ha-co/堀川ゆり/89’sCANTARE/ほか

落語:柳家吉緑

墨絵:羽水もきゅ

着付:久保瑞恵(着物デザイナー)

司会進行:そのべ博之&飛志津ゆかり

東京音実劇場

www.onjitsu.com」


ドン「わ!いつも詳細ありがとう(笑)内容すごくてね!音楽ももちろん、ライブ墨絵とか、落語とか、もうこれでもかって五感を刺激されました!」


美弥乃「墨絵すごかったよね!絵もすごいし、キャラも濃いし!」


ドン「キャラ濃かったね、もきゅさんね。絶対相当面白いよねあの人、掘ったらいろいろ出てくるよ。掘らなくてもいろんな出汁でてたし。」


美弥乃「ドンさんとはまたタイプの違う方向の厨二病!」


ドン「お互い違う青春を送ったけど、3周くらいして同じステージに立っちゃった感じがするよ」


美弥乃「そういう出会いがあるのも、ジョイントライブのよさだったりするよね!」


ドン「特に今回はね!普段まったく違うフィールドで活躍してる人達が同じイベントを創り上げるために集まっちゃうっていう、なんかアベンジャーズ的な刺激が!音実さん、こんなイベントやっちゃうの、すごい。」



美弥乃「ねー、客層も全然違ったし、ファッションショーみたいなのもあったし、新鮮だったね!」


ドン「ね!ファッションショー!初めてだった。どうしようかと思った(笑)

そうだ、美弥乃ちゃんの着こなし、素敵だったよね。中森明菜とアン・ルイスとコシノジュンコとUKパンクが凌ぎを削る感じが。

意識してないけど結果的に日本に寄るよりももっとUKな。グラムな。ベルベッドアンダーグラウンド成分満載のものになっていって。分かりやすくデヴィッド・ボウイ的というか、でももっと山本寛斎というか、70年代の尖ったカルチャーの象徴みたいなとこにフォーカス出来て、これは音楽的な部分でも俺がみやのちゃんに感じてたとこだから、、、みやドンの存在感もより際立ったなって。」


美弥乃「ちょっと何言ってるかわからないですけど」


ドン「いいの!言いたかったの!普段狙ってやってる部分が今回は周りに任せてもそっちに寄ったって事で磨き出された感があって、嬉しい。なんかひとつ確信できた!」


美弥乃「結果ちゃんと着物だけど、動きやすい感じになって、ライブハッチャケられもんね!

今回はたしか

ドラマチックジャパン

夜桜お七

すごい!こんな奇跡2度とない!

をやったんだよね!」



どん「ドラマチックジャパンなんてね!この日のためにあったんじゃないかってくらいの思いでやったよ!なんかもう、これしかないでしょって感じで。こういうイベントとのマッチングでミラクル起こるのも、みやドンになってから増えたなーって。

それと、『夜桜お七』ね。これ美弥乃ちゃんがやりたいって言ってね、日本ぽい曲なんかやろうっていって。アコギと歌でってなって。

知ってはいたけど、ちゃんとは知らないから、イチからコピーして。

いやー、この曲、構成といい、情念といい、曲の持ってるパワーがすごいねこの曲!」


美弥乃「コピーしてくれてありがとう!

みんなわりとしっとりな中、うちら呼んでくれてありがたいなって思ったよね。

みんな暖かかったし、客席にからんでも答えてくれるし

たまちゃん、こんなどう転ぶかわからない人たちをいつも呼んでくれてありがとう(笑」


どん「そう!たまちゃんすごい!すごいフトコロの深さ(笑)ありがとう!

でもそういう、この存在を買ってくれる人達のためにやるってのもあるよね、みやドンて。恩返しみたいな。」


美弥乃「音実劇場ありがとうですな!!」



どん「ですな!

ほんと、変な言い方だけど、たまちゃんもそうだし、ワッシーさんも、みやドンの生かし方を熟知しててくれて、そういう話を持ってきてくれるって、ありがたいんだよね。すごくいいブッキングマネージャーに巡り合えてるね。あ、ほら、俺バンド育ちだから(笑)事務所とかマネージメントとかじゃなくて、ライブハウスのブッキング文化で。」


美弥乃「うちらに何かを感じでくれて呼んでくれてるのはとっても嬉しいことですよね!

とくに男女ユニットって声かけにくかったりもするし。

その中で何かしら残していきたいですよね!

それに今までどこに出ても、CD買っていただけてる!それって地味にすごいことだなって思ってて

それを継続していけたらなって思いますね」


どん「たしかに!美弥乃ちゃん界隈でもこっち界隈でも、ユニットとして認識されて定着して、呼んでもらえて、もーやるしかねぇっす!って気分です。

そして、そう、毎回ライブやる度にしっかりCDが売れるってこれ、すごく意味があるなって。俺今まで無かったもん、こんなちゃんと売れ続けるのって。」


美弥乃「当たり前だけど

持ってない人が買ってるわけだもんね!

初見とか、何度目かの方がCD買ってくれて

まぁ、ドンさんが巡業行ったりするのだけど、買ってくれるってことは、印象に残ってるってことだし、それって前に進む第一歩だなーって思うよね!」


どん「リアルなとこで、ミュージシャン的な部分で果てしなくモチベーションになる!つくって、ライブやって、届いて、CD買ってれるとこまで自分で体験できるって、考えてみたら幸せだね。」



ーーーー結局いつも周りに生かされてるの。よかったね。感謝でいっぱいだね。最高の音楽で恩返ししていかなければね。

ライブ終わってから日本酒ですっごい酔ったのは秘密です。明日はどっちだ!

(幕末、江戸にて収録)