さくらんぼ
竹垣職人さんのところに冬場、勉強にきていた山形の男の子が、本業は造園だけど、さくらんぼ栽培もやっていて、お手伝いに行ってきました。
山形に行くのは初めてで、寒河江というさくらんぼで有名な場所です。
GWに車で事故ったので、知らない場所や長距離運転やだなぁと思って、夜行バスで行くことにしました。しかも安い!ガソリン高いのに。
夜行バスだから朝一番に着くけど、6時台に1本は電車あるだろう、山形の中でも一番の山形市だもんって調べもしないで行ったら、なんと寒河江に向かう電車の始発は7時過ぎ。
驚き。1時間も待たない方法ないのかなぁって、タクシー乗り場に行って、寒河江までタクシーで行ったらいくらですか?って聞いたら5000円超え。バスより高いって・・
田舎には慣れてると思っていたけど、田舎ってそういうこと??地図で見てる距離感も思ったより遠くて、もちろん路線バスもないし、仕方なく駅で1時間待って、友達には7時には着けると思ってたけど、無理って連絡入れました。
友達にはやっぱり?って言われて、電車は全く乗らないので、知らなかったみたいだけど、7時発で、通勤、通学に間に合うの??田舎は始業時間が遅いのか??とか、あと何も考えないでICカードで改札を通っちゃったら、寒河江ではIC対応の改札なくて、窓口で手続きしなきゃいけなかったり、色々田舎の洗礼を受けました。
それにしても山形は美女率高い。普通に電車に乗ってる高校生とか、かわいい子がいっぱい。
予約した宿は駅から5分くらい歩いた旅館で、そこ以外空いてなかったんだけど、この時期はやっぱりさくらんぼで出稼ぎとかお手伝いで来る人が多いのかな。
楽天とかじゃらんに出してない旅館だったので、残ってたのかも。今は私も直接宿にじゃなくて、楽天とかで取ることが多いからなぁ。
朝の休憩時間に宿に迎えに来てもらって、さくらんぼ畑へ。ビニールハウスのところと路地のところがあります。私が行ったときは佐藤錦が最盛期で、その後、紅秀峰の旬になるみたい。お手伝いにあと二人男の子がいて、ちょっと採り方教えてもらった後、収穫作業。
猫の手も借りたいので、私でも役になってるみたいだけど、ちょっとでも傷がついてたり、栄養が多いところは双子のさくらんぼになったりして、美味しいらしいんだけど、そういう規格外はすべて下に落として捨てちゃう。
選別したりしてる時間がおしいほど、急いでいいものを収穫していかないと傷んでいっちゃうみたいで。
時間も午前中でないと、昼頃あたたくなってくると、実がゆるんできて、食感が全然違うらしい。
採ったものは腰にさげてる籠に入れていき、いっぱいになったらコンテナへ。
コンテナでキロ売りするものと、直接発送するものがあって、直接発送するものは、大きさごとの穴のあいた計りで粒の大きさを測って、ケースに綺麗に並べて出荷します。
3段なんけど、一番底からも、側面からも上からも軸が見えないように綺麗に並べるもののようで、ほんとに赤い宝石みたいにきれい。
私は午後の詰める作業も手伝う予定だったんだけど、詰めのおばちゃんがコロナを気にしてるかもということで、お手伝いはナシ。
自由時間ができたので、友達がおすすめしてくれた慈恩寺へ。
茅葺も、仏像もすばらしいお寺。
2泊で朝4時前に迎えに来てもらって、4時から収穫。
3時台って真っ暗だと思ってたけど、4時ってもうさくらんぼがはっきり見えるくらい明るいのも知らなかった。7時くらいに朝ごはん食べにすき家で休憩。その後12時まで働いて、作業終了。4時~12時の8時間労働、しかもさくらんぼ採りってすんごい楽しい仕事だなぁって、シーズンずっとやりたいくらい。
最後の夜行バスで帰る日は、道の駅の買い出し行って、畑でバーベキューしてくれて、山形牛とか、月山筍とかご馳走してくれました。
体動かして働くと飯がうまい!