チカぷの一日一楽

悲しいかな、約束を破るのは「人間」だからか。②

2018.03.13 16:37


人に振り回される動物の世界

どんな事情も理由もダメ!

命を預かるってこと

その一生を預かるってことは

理由も都合も効かないことです。

その覚悟がないのなら

買わない、飼わない。

不妊去勢をし無闇に繁殖しない。


それだけで、彼らの身に不幸を招かず、命が奪われず、救われることだってあるからだよ。


こんな事を言うのは人間として情けないし悲しいけれど。人と人が思いやれる事は大事だけど、現状では言葉を話せない弱いものである動物が強いられる不幸の重さを思いやり、目を向けて、不条理な状況を正すために規制することが必要でしょう。


家族である犬や猫などのペットは、私たち人間が側にいなくなることは、生きていけなくなることだから。


各地での多頭飼育の崩壊

行き場のない遺されるペット

ネグレクト、虐待の意識のなさ

……目に余る飼い主の意識の低さが招く行為、目につくことが増えてないですか。


法律の改正以前に大きな問題となっているのは、人間自身が変わらないといけないんじゃないかな。


約束、守ろうよ…。


(Twitter https://goo.gl/xUfkXr)


今日、上記の投稿を見かけたときに思い出した感情を過去のブログで探しました。


以前に書いたブログだけど、以前より少しでも多くの人たちに読んでほしくてTwitterに再投稿させてもらいました。



読んでくださった皆さん

再び読んでくださった皆さん

リブログ、シェアしてくれた皆さん

ありがとうございました。


投稿後にTwitterでお友達と話した。

と、いうよりも、また読んでくれてコメントをくれたのです。


聞き覚えのあるコメントでした。

前にも寄せてくれたコメントでした。


ほんまよね、、。ほんまよ。
前にもいったよね。
もし病気になって飼えなくなったら。
全力で里親様を探す、探す!
自分はどうでも良いからとにかく探す。でも、でももし見つからなかったら。心中まで考えてしまうわ、、、。


心中というワードを覚えてる。

そうよね。

良いことではないけれど、決して招いてはいけないことだけれど、遺し置いていくことなんて、考えられない。


だから、それくらい考えなきゃ、そのくらい良く考えて、覚悟を持たなきゃ命を預かるなんて、動物なんて飼えないよね。


私ね、老衰でも病死でも死別が辛い。暮らした時間に残る証、残像。

寂しくて悲しいし苦しいよ。

ペットロスにだって毎回なるから。

だけどね、

乗り越えていけるのは、泣くのも叫くのも悲しむのだって、私なら自由にできるの。生きてもいけるの。


一緒に暮らしてくれた彼らを見送る事ができることも幸せだと思っています。


動物や犬を知って飼っているなら、彼らが私たち人間がいなければ生きていけないことだって当然の理解だし、見送ることもまた最後に示せる愛だもの。


これが最後にできる唯一のことなら、

私は最期の一息まで愛す。


目を閉じる瞬間までを涙をこらえて見つめていたい。


いつも彼が見てくれていた笑顔で大切に見送りたい。


彼らを遺すくらいなら、彼らにこんな悲しみや寂しい苦しみを与えるくらいなら、喜んで見送らせてもらう。


それができる事は、親として、家族として、飼い主として、幸せなことですから。


そうじゃないのかな?


私は、そう思っているから

悲しさと悔しさに溢れてしまいます。


飼い主さんが亡くなった後の犬たちのこと、捨てられる犬たちのこと、持ち込まれた犬たちのこと、病気になること、老いて老犬になること、病気や老犬の迷子、保護されても飼い主さんが現れないこと、所有者の明示がされてない犬たち……


(参考画像 https://goo.gl/wZXgAU)


迷子にしない。

ひとりにしない。

捨てたり手放したりしない。

健康で出来る限り病気を避け、老衰で一生を遂げさせてあげたい。


迷子にしてしまうと、愛する家族であれ、愛犬であれど、どこに向かうのか見当もつかない、見つけてあげられないかもしれないことは、捜索のお手伝いの経験からも、たくさんの飼い主さんの悲痛な投稿でも分かっている。


日頃の戸締り、ハーネスなどの老朽化や不備の確認、目を離さない、みんながしてる対策を知り学ぶ、不注意などの失敗を含めて大切にできる方法を見つけては、幾重にも幾重にも重ねて気をつけて過ごしています。


私が愛し守る、生涯の約束だから。


迷子にしたくてしてる飼い主さんはいない。そうした言葉を見るたびに思うの、もちろん、分かっているの。


したくてしてる訳じゃないことだって。だから、しないための注意や努力だって工夫だってあるってこと。


それならば、お願いだから当然のように首輪には『ウチの子です!』と鑑札をしてあげてほしい。狂犬病予防注射済票をしてあげてほいんです。


首輪じゃ家には帰れないんだもの。


洋服を着ていても

首輪をしていても

飼い犬だと思うだけなんだから。


人と犬が共にいることは自然なこと。

(参考画像 https://goo.gl/wZXgAU)


人と離れ、犬だけが人間社会を彷徨い歩くのは不自然なことでしょう。


上に並べた写真を見比べただけでも思うでしょう。


誰にも見えていないように、

誰にも声もかけられずに、

話すこと尋ねることもできずに、

見えるのは沢山の足元ばかり、

どこに向かえばいいのか分からずに歩く犬たち。どんなにか不安で寂しいことだろう。


私なら… 犬たちのように気丈に生きられる自信がない。。。




先のブログに書かせていただいた『チョビ爺さんの旅立ち』の際に少しだけ書いた『訃報』の犬について。

⇒ https://goo.gl/YUu8E4


繰り返しとなる部分がありますが、書かせていただきます。


Twitterでシェアしていた犬の訃報を知り、悲しみに溢れました。

無言の帰宅の報告でした。


訃報の報告をあえてブログにするのは、飼い主さんも投稿されていたように、このような事を防ぐための警鐘のためであり、このワンちゃんの命が教えてくれたことを伝え、安らかな冥福を祈る気持ちからです。


これを読んでくださる皆さん

今、飼い犬と離れ迷子にしてしまってる皆さんには辛いと思いますが

一緒に感じて欲しいんです。



11月半ばから自宅から迷子にしてしまって不慣れなTwitterを使って探されていました。


私が気づいたのは、他の迷子犬の飼い主さんを探す投稿が朗報に繋がった際の御礼と御報告の投稿をした際に、RTとコメントを残してくださった時でした。


飼い主さんのタイムラインには、飼い犬を探す投稿だけでなく、多くの迷子犬の投稿をシェアされていました。それは、どんな手がかりでもと探し回っているように感じました。


朗報は希望と励みに

訃報には現実を重ねて

そして同じような立場の飼い主さんには、必ず見つけようと励ましあうように… そんな感じをうけていました。



なぜ見つかったのでしょうか。

首輪と鑑札の画像とあわせて、飼い主さんに似てる犬を見つけましたとの投稿がありました。(現在は、ご連絡を投稿された方は非公開とされていますので、リンク先はありません。)


間違いなく飼い犬の注射済票だと返答された後、元気にしてますか?

と、犬の様子を尋ねる投稿が今も忘れられません。


九十九里海岸に打ち上げられて、引き上げてくれた所を発見してくれた方からの投稿だったそうです。


鑑札と注射済票が、飼い主さんと家を示し繋いでくれたのです。


探していた飼い主さんに会え、帰りたかった家に帰ることができたんです。



気付いてください。

義務の大切さを。

やっと見つけられた朗報でもあり、訃報でもあります。ですが、飼い主さんを探してもらえて、飼い主さんが見つかるまでに至りました。飼い主さんもまた、捜し求めた飼い犬の姿を見つけ、願い続けていた家に一緒に帰ることができたこと。


とてもショックな出来事です。

とても残念ではあるけれど、会いたい家族と再び出会えたことに対して『良かった』そう思うほかありません。

それ以上のことなどないから。



同じ飼い主である私たちへ、訃報のご報告とともに、愛のある注意とメッセージをしてくださる方々が増えてきています。


迷子のご家族様、無事に帰ってくれる事を願っています。こんな思いはして欲しくない。


こんな思いはしたくないし、

させたくありません。

護るって事を、方法手段を、しっかりと考えて対策してあげてください。

お知り合いの方にも伝えてください。


とありましたので、この犬の御供養となり、飼い主さんへのお悔やみの言葉にかえさせていただこうとブログに記させていただきました。



こちらの飼い主さんは、届け出をしていた愛護センターに見つけられたことの報告をされたそうです。


亡くなっていた事を伝えた際

センターの職員さんに『今後、動物を迎える時は、二度とこの様な事にならないように』と言われたそうです。


これに対して

そんな言葉浴びせるなんて考えられません!腹が立った!好きで逃がすわけない!怒りがこみ上げてしまいました!などと言ったコメントもありましたが、皆さんはどう感じますか?


私は、素晴らしい職員さんがおられることを知ることが出来て嬉しかったです。


率直に言って、厳しいと思います。

しかし、当然のことでもあります。

そして、なかなか誰も言えないだろうことです。それを伝えることの意味を感じて欲しいです。


このような愛のある職員さんがいれば、良い飼い主さんが育つ地域だろうと思いました。


迷子犬を迎えにきた飼い主さんにも、業務上の受け渡しだけでなく、鑑札や注射済票の不備や、その他の今後に必要であろう適切な指導をされると感じたからです。


私もTwitterで朗報のご報告をいただく時には、喜ばれている時に水を差すようで悪いと思いながらも、共に喜び、さらに続けて話をさせていただいています。

  • 運が良かったと感じて欲しいこと。
  • 逃してしまった原因のこと。
  • 二度と目を離さないで欲しいこと。
  • 所有者の明示のこと。
  • 首輪やリードやチェーンなどの古くなってないか、取り替え時ではないかの点検などのこと。

などですが、もしかしたら二度と会えないかも、失ってしまうかも、迷子犬の捜索の心身の疲労によって、強い決意と理解をされる皆さんばかりで、今後の家族、犬たちにとっての一層の幸せが浮かぶようで本当に嬉しくなります。(なかには、何度も迷子にしてる人であったり、ブロックされたなどといったことも聞きますが…。)


こちらの飼い主さんも

センターの職員さんの言葉を真っ直ぐに受け止められていました。

その方は、きっと動物好きな方なんですよ。動物の側に立っている方なんだと思います。命を大切にされている方なんだと。でなければ、お仕事として選ばないですよ。自身がきちんと管理出来ていれば今もぬくぬく寝ていたんですし。


と……きちんと責任に対しての重さ、冷静かつ適切な返答をされていて、思いもよらぬ別れの悲しみと悔やみで取り乱しても仕方ない時なはずなのに、とても立派な飼い主さんだと思いました。



迷子にしない。

万が一を招かないための事は一番。


迷子にしてしまった時の広範囲での届け出と捜索、センターへ足を運ぶなどの対応も大切です。


そして、朗報だけでなく、訃報から学ぶことは、命が教えてくれた大きなものです。


他人事に思わず、目を背けず、自分と愛犬の身におきるかもしれない事として考えることで、このような起きてはならない悲しみを防いでいけることがあると思うんです。



無事に見つけて帰れる事を願っていたから……分かっていても悲しい。

そして何より怖い。

迷子にしてしまうことが怖い。


訃報が続く……

せめて訃報を生かしたい。

訃報が教えてくれる犬たちのサイン

このメッセージの大きさを。


悲しみが癒えて忘れてしまわないように伝え続けていく……


私たち飼い主が

迷子をゼロにできる日まで。



以前、ある動画の投稿を見かけました。それが上のTwitterの投稿です。


痴呆なのか、衰弱しているのか、どちらもなのかは分かりかねましたが、その家の敷地に迷い入ってきた一頭の老犬の姿が撮影されていました。


ふらふらとヨロヨロと歩く足取り

必死で倒れないように歩く足取り

洗濯物の向こう側を覗く様子

記憶を辿るようにか

会いたい家族の姿を

我が家を探してるようで……


あまりのことに

涙が止まりませんでした。


こんなふうなんだ……

こんなに大変なんだ……

そう思ったんです。


このワンちゃんは、この後に撮影されたかたにより保護され収容されましたが、収容後に死亡しました。


命の限りを尽くして彷徨い

帰る家を探していたのかもしれません

無念の一言です。


もっと早くに誰かが気づいて保護してもらえていたならと

ふと欲張ってしまいます。


飼い主さんが気づけたのかは分かりません。これが現実なんだと思い知りました。


生涯忘れることができないだろう、迷子犬、迷子の老犬の貴重な動画でした。


飼い主である私たち

気づいてください。



一部です。ほんの一部ですが、飼い主さんの思いと捜索の末に奇跡的に発見には繋がりましたが、とても悲しい報告となった投稿です。


改めて、ご冥福をお祈りします。


側溝でなくなっていた

川でなくなっていた

田畑で無残な姿で発見された

首輪だけの変換となった

あげるのも苦しくなるような

相次いでいる訃報です。


迷子にしてしまってる飼い主さん

どうか朗報と訃報の双方から捜索に繋げて発見してあげてください。


そして、迷子の犬を見かけた皆さん

彷徨う犬、老犬を見かけたら、出来る限り保護をし、警察に届けたり、どうか力になってあげてください。

私たちが必要な助けとなりましょう。



犬だけはなく猫も同じです。

謂れのない非難や虐待から守るために、交通事故から守るために、大切な飼い猫なら迷子札をして、室内で飼い、守ってあげてください。


彷徨う犬たちが、人と出会い、無事に保護され、飼い主さんと共に家に帰る事ができますように。心より願っています。

Lovely days CHIKA'S MIND TRIP