二日間走ってみて(総、総括)
(山形県、復路道中、鳥海山をバックに)
◇走行可能データから
振り返ってみましょう。
極端な企画ですが、実際にやってみて分かることは具体的なので、自分に納得できました。
・使用した車
車種:ゴルフバリアント(8世代目)
グレード:スタイル
エンジン:1,5L ターボ付きガソリンエンジンeTSI(48Vマイルドハイブリッド)
燃料タンク:51リットル(ハイオク)
燃費カタログ値:
17.0km/l(平均)
19.6km/l(高速道路)
・目的
上記車両を使って燃料を「満タン」状態からどこまで走ることが出来るのか?
・結果
結果は、876km走行できます。
ただし、高速道路中心の走行状態です。岐阜から876km、たどり着いた場所はと言いますと、「岩手県 盛岡市」でした。使用ルートは「GoogleMap」を参考にしました。走行時間は、休憩時間込み・渋滞は無しで11時間。朝3時に出発、盛岡インターを下りた時間は午後2時(14時)でしたよ。盛岡に到着時の燃料計は「エンプティが点灯し残り45km走行可能」でした。ちなみに私のお腹もエンプティでした。
この結果は、カタログ値に近いのです。
カタログ値燃費が17km/l。燃料タンクが51リットルなので、単純に掛け算すると867km走行できることになります。もちろん燃料タンクを空までは使えないものの、カタログ値だと高速道路(19.6km/l)に近い数字が実走行で出てたということになります。
GoogleMapの第一ルートは、新東名から圏央道を抜けて東北道へ入るルートを示したんですが、岐阜の朝3時はいいとして、約4時間後に通過するであろう神奈川県厚木付近(圏央道へ入る付近)は通勤ラッシュが始まっている午前7時。事故や渋滞のリスクを回避する目的と、今回使った中央道ルートは一部走ったことの無い場所が含まれていたので、冒険心も働いて、あえて山間部を抜けるルートを選びました。
何が言いたいのか?と言いますと。新東名を淡々と、圏央道でトラックの後続を淡々と、交通量の少ない東北道を淡々と走っていれば、もうちょい走行距離は伸ばせただろうなあ~。どうしても数字に欲が出ます。
ナビはある意味正確!?
結果論でいうと、メーカー純正の「DiscoverPro」の精度が一番!?
出発前に今回、目的地の青森県大間(下北半島の先端)を純正ナビに入力して検索かけた結果、
到着予定時間「20:09」。
ぎょ!
オイオイそんな時間を言ってもらっても、こっちはそんな時間想定しとらん!(もっと早く到着時間を想定してるので)。どうせ、目的地に近づくにつれて、到着時間を早い時間に寄せてくるナビ側の戦法だろう。
と、いうことで直後にGoogleMapで同様に検索した結果は「16:15」この差は。。。
もちろん、それぞれの検索には休憩時間が入っていないので、私の自身の「イチナビ」到着予測は、それも込みで17時にしたのですが。
しか~し、当日のブログ更新でもお伝えしましたが、「イチナビ」予測は完全に甘かった。結果、目的地を断念する事態に。「大間」は遠すぎた。。。
実は順調に予定通り盛岡市まで来たところ(ガソリンを給油した地点)で、確認の為GoogleMapで目的地を再計算させたら、なんと!「20時台」を出してきたのです。それがきっかけで、断念に至ったのですが。それでも盛岡から青森に車を走らせながら、「大間方面」と「青森市方面」分かれ目のジャンクションのギリギリまで迷っていたのですが、無理(強引)は厳禁。進路を宿泊地の青森市へ進めたわけです。
振り返れば、出発前に「DiscoverPro」が表示してきた時間が大正解だったのは、「1,000kmの道のりなら休憩だって十分必要だから、この位(20時)、夜になるって~。」ナビ側の配慮!?
長距離になればなるほど、純正ナビ「DiscoverPro」の信頼度が高いのか!?これはこれで検証が必要かもしれません。
「Travel Assistの効果」
(撮影は、カメラを事前に固定し、リモコン操作で撮影しています)
半年前の長距離ドライブでもこの機能の効果を大きく実感しました。その機能は、
「Travel Assist」
最新マイナーチェンジ後のポロにも搭載された機能です。この機能は、それまで街乗り中心だった小型車を遠方のドライブまで可能にしてくれます。しかも、運転疲労を大幅に軽減してくれる効果が期待できます。
今回使用した車両にもその機能が搭載しているので、走行時間の相当を機能有効にさせ走行させました。
先行車との車間距離を自動で保持してくれるのはもちろん、カーブでのハンドル操作もサポートしてくれます。自動運転機能では無いので、作動条件にドライバーがハンドルを握っている条件下で有効となります。しかも、この機能は昼夜問わずですから、今回のような明け方から、晴天の日中、満点の星空の夜間でも作動してくれるのです。
中央自動車道だとちょっとタイトなカーブ(一部)だと不安がありますがそれ以外、多くの走行時間でこの機能のサポート受けました。
速度にもよりますが一般的な速度であれば、カーブにさしかかるとハンドル側から自動できれてくるイメージ。ハンドルを軽く握っていれば見事に車両側がハンドルをコントロールしている感覚が伝わります。そして、カーブ時のハンドル処理もきれいにトレースします。
昔からフォルクスワーゲン車は長距離が得意、疲れにくいとよく言われるし、私自身もそれは実感していますが、この「トラベルアシスト」はその効果をより疲労軽減させ楽しいドライブを長時間もたらしてくれます。
東北地方は魅力がいっぱい!
この二日間、東北地方を走ったのですが、今度は一県一県ゆっくり見回ってみたいなあと感じました。どの県も景観もよく、食べ物も魅力的。
幸い二日間とも天候に恵まれ、中でも代表的な山々の迫力に魅了されました。
聞いたことはある山だけど、高速道路の車窓から遠くに見える際立った山々の存在感。
・八ヶ岳
・赤城山
・那須の連山(名前分からず)
・磐梯山
・岩手山
・岩木山
・鳥海山
山好きの皆様には、「オイオイ、他に有名な山あったっしょ?」って言われるかもしれませんが、今回はこれだけ拝めて十分でした。どの山も2,000m前後、決して標高が高いわけではないのですが、スゴイ存在感があるのですね。その土地のシンボルって感じです。
今回も強引と言えば強引な行程でしたが、何でも「やってみる、行ってみる」もんだと改めて感じています。大きな新たな発見、体験が出来ました。
こんな、私のスタンスですが、今後も攻め攻めの発想は老化させません~。