二十代から四十代が選んだ優れた子育て制度の特別区

【社会報道】　平成三十年三月十三日にみんなで作る良い行政サービス協会（代表理事：古井道郎）は、『みんなで選ぶ！第一回 東京二十三区行政サービス総選挙 子育て大賞』の投票結果を発表した。同協会は特別区で利用できる行政の制度・公共サービスを知らせるスマホアプリ「ほじょナビ」を運営している。

投票者対象は全国四十七都道府県の十代から七十代以上の男女。投票期間は二月十五日から三月八日。投票方法はネットで得票数は千八百六十八票。日本人全体を表わすのに有意な統計だ。

​総合第一位は江戸川区（区長：多田正見）。ゼロ歳児のいる家庭には児童手当とは別に「乳児養育手当（ゼロ歳児）」として一歳になる前月まで毎月一万三千円を支給（所得制限あり）している。第二位は杉並区（田中良）。区が承認したサービスが利用できる「無償応援券」や「ゆりかご券」を交付している（ゆりかご券は妊娠時に一万円分、無償応援券は出生時に二万円分、ゼロ歳から二歳には二万円分又は二万五千円分）。第三位は千代田区（石川雅己）。「高校生等医療費助成制度」は高校生までの子の医療費の助成が受けられる（十五歳に達した日以後の最初の三月末日から十八歳に達した日以後の最初の三月末日まで）。

年代別でも集計した。二十代の子どもがいる世帯の第一位は江戸川区。第二位が杉並区。第三位が「ハッピーマザー出産助成金」の渋谷区（長谷部健）。三十代の第一位は江戸川区。第二位が杉並区。第三位が千代田区。四十代の第一位は千代田区。第二位が「すまいるスクール」の品川区（濱野健）。第三位が「区奨学金給付制度」の大田区（松原忠義）となった。

---

画像提供：㈳みんなで作る良い行政サービス協会