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KYOSHO RC BLOG

ミニッツカップ九州地区大会受付中!! & レギュレーションの補足・追加情報!!

2018.03.18 22:00

皆さん、こんにちは。

石川です。

毎週月曜日はミニッツの話題をお届けしています。


ミニッツカップ2018年度大会が4月7日に九州・福岡県『イオンモール築紫野』で開幕します♪♪ そして、ただいま参加エントリーを受付中!! 締め切りは3月25日(日)となっていますので、「まだエントリーしていないよ~」という方はお早めにお申込みください。締め切り後の受付は、いっさいできません。


ミニッツカップの詳細とレギュレーションブックのダウンロード、エントリーのお申込みは、こちらからお願いします。

気になるエントリーの状況ですが、ちょっとだけお伝えしましょう。

どのクラスの人気が高いのかな? *集計は3月13日時点


4月7日(土)に開催されるクラスは、

エンジョイ:0 / ナローツーリング:15 / オープン:7

ドリフト:7 / バギー:3


4月8日(日)に開催されるクラスは、

エンジョイ:0 / ノービス:2 / プロダクションクラス:12

FWD:11 / ワイドツーリング:20


となっております。

締め切り前の2日間で多くの方がエントリーされるので結果は最後までわかりませんが、

ナローツーリング、プロダクションクラス、FWD、ワイドツーリングは人気ですね!!


昨年よりもクラスが増えてダブルエントリーが可能になったことで、

これまでノービスに参加されていた方が代表権付きのクラスに参加されているようです。


ベテランレーサーの方がたくさんお見受けされますので、

ミニッツの裾野の広げるために、

ご自分の周りでミニッツカップへ参加したことがないという方がいらっしゃったら、

『エンジョイラン』、『ノービスクラス』への参加を勧めていただけますようお願いします。


開幕戦が近づくにつれて、ミニッツカップ実行員会にはレギュレーションに関するお問い合わせが多数寄せられています。

現在発表しているレギュレーションでは網羅できていない内容、想定していなかった質問もあり、それらについて実行員会で検討いたしましたので、本ブログにて第一報として連絡させていただきます。

※レギュレーションブックは順次アップデート、もしくは追加事項としてホームページ内へ追記して公式にアナウンスさせていただきます。


質問1
フェラーリのボディは使えますか?

フェラーリのボディについては、昨年アナウンスさせていただいたように、

F458 GT2のボディだけは2018年度のレースではお使いいただけません。

他のフェラーリのボディは現時点ではお使いいただけますが、

市場からなくなった場合には追加規制により使用できなくなる場合があります。

質問2

プロダクションクラスは指定されたオプションパーツのみの装着が可能ですが、ビス・ナット・ワッシャー、シムは車検対象外ですか?

ビス・ナット・ワッシャー・シムは車検対象外です。ただし、2018年度からシム・ワッシャーは厚みが1mm以下のものとされていますので、ご注意ください。

また、純正オプションパーツで、例えば『MZW412 SP ロングキングピンボール』というパーツがあり、そのセットには下記のようなワッシャーが入っています。

このワッシャーのように、厚みが1mm以下のものはオプションパーツとして販売されていたとしても、プロダクションクラスではワッシャーとみなすため、車検対応外パーツとして使用することが可能です。

ユーザー相談室にお問い合わせいただいた方がいらっしゃったのですが、その際に「使用できない」とお伝えしてしまったケースがあります。申し訳ございません。実行委員会で再度検討した結果、使用できるということに訂正させていただきます。

質問3
プロダクションクラスで、LMモーターケースは使用できますか?

先の岩崎のブログで、今後ル・マンボディ(Cカーボディ)の適合を認める可能性があるという説明がありましたが、現時点では使用できません。それに伴い、LMモーターマウントケースの使用はできません。

下記の画像がLMモーターケース(ローマウントモーターケース)です。

こちらのパーツは使用できません。

使用できるのは、下記ふたつのモーターケースです。

RMモーターケース(リヤマウントモーターケース)は使用できます。

MMモーターケース(ミッドシップマウントモータケース)も使用できます。

上記のどちらかのモーターマウントを使用してください。

そして、ミニッツシリーズにはもうひとつモーターケースが存在します。

詳しい方はご存知かもしれませんが、MM2モーターケースです。

こちらはブラシレスモーター専用のモーターケースとなるので、プロダクションクラス指定のブラシモータには使用できないため、このモーターケースも使用できません。


追記:本日ユーザー相談室にお問い合わせを頂きましたが、ミニッツにはもう一つモターケースがありました。HM(ハイマウント)モーターケースです。私が設計したモータケースなのですが、忘れておりました。失礼しました。こちらのHMモーターケースもプロダクションクラスではお使いになれません。よろしくお願いします。


質問4
タイヤの逆履きや、カサ増しはOKですか?

タイヤの逆履きはすべてのクラスで問題ありません。

カサ増しについては、ノービスクラスはホイールへのテープ等の貼り付けが加工とみなされるため、カサ増しすることはできません。

ドリフトクラスは支給されるドリフトタイヤを無加工で使用する必要があるため、カサ増しできません。

それ以外のクラスについてはカサ増しすることはできますが、バギークラス以外の場合には最大外形を24.7mm以下に抑える必要があります。


タイヤの逆履きとは、

ミニッツのタイヤは下の画像のように片側だけに段差がついています。

普通はこの段差をホイールの内側の段差に組み合わせて使用するのですが、

この段差をホイールの外側(車体の外側)の向きで装着することを逆履きと呼んでいます。

ホイールの段差はそのまま内側に残るので、タイヤはそのぶん外側に装着されます。

効能としては、ステアリングを切った瞬間、タイヤの角が路面に引っ掛かりにくくなり、

車体の横転を防ぎます。

(注:シャシー幅が増えるので、タイヤがボディに干渉する場合があります)


また、カサ増しとは、

このように、ホイールにテープなどを貼って直径を大きくすることです。

これにタイヤを装着するとタイヤの直径が大きくなりますが、

タイヤを使いながら減らしていくと、

タイヤが減った結果、外形が同じであれば、ゴム部分が薄い状態を作ることができます。

このような薄いタイヤは、ステアリングを切った瞬間はアンダーステアが発生し、

車体が横転しにくくなります。

(アンダーステア:クルマが思ったよりも曲がらない状況)


このあたりのセッティングは、旧ミニッツ開発室ブログで説明しています。

情報的には古いものもありますが、まだまだ使えるノウハウがありますよ!!

まだ読んだことがないという方は、ぜひ一度読んでみてください。


長くなってしましましたが、

ミニッツカップは参加される皆さんと京商が一緒に作っていくイベントです♪♪

すべてのミニッツユーザーの皆さんが同じように楽しんでいただけることを目標としています。

特定の人だけが有利になるようなご要望にはお応えできかねますが、

皆さんからいただいた声をもとに、随時レギュレーションの変更、調整、更新を行っています。

レギュレーションで不明な点、間違っていると思われる点、提案などがありましたら、下記のリンクよりユーザー相談室までご連絡ください。


ミニッツカップ実行委員会のメンバー一同、

レースイベントのワクドキを皆様にお届けできるように、

2018年も全力で運営して参ります。

よろしくお願いいたします。