勇気のメロディー~クレアとオカリナ姫とみつばちハッチいまりん 2022.11.02 16:07 妄想☆七面蝶劇場 勇気のメロディ ~クレアとオカリナ姫と みつばちハッチいまりん いとをかしく、笛を吹き澄まして過ぎぬなり。。。。 あるところに蜜蜂のいまりんが いました。 いまりんはお父さんを病気で亡くして何年か経っていましたが 中々悲しみは癒えませんでした。 引きこもりがちないまりんは 外へ久々に出ていきました。 すると、森のどこからか 笛の音がします。 ネコちゃんとライオン君が楽器を演奏していました。 ネコちゃんはオカリナを、ライオン君はピアノを弾いていました。 いまりんはその音楽に癒されていました。 いまりんは2匹に話しかけられずに、その場を去りました。 次の日、いまりんは YouTubeでオカリナを吹く、 人間の少女を観ます。 スンナリとしなやかに伸びた手足、薔薇色の頬、長い髪の少女は 有名な芸能人と共演して ディナーショーにも出ていました。 昨日のネコちゃんとライオン君の音楽と雰囲気違うけどこのオカリナリズム音楽も 胸に残るな。。。と感じました。 いまりんはその夜、夢を見ました。 ネコちゃんとライオン君、 YouTubeで観た少女が 虹のシャワーを浴びながら 一緒に演奏をしているのです❗ 楽しそうな2匹と少女。 いまりんは勇気を振り絞って 声をかけました。 「あ、あの。。。はじめまして。 いまりんと言います。 貴方たちはどうやって 音楽を弾けるようになったの?」 ネコちゃんとライオン君が 不思議そうにいまりんを キョトン顔で見つめながら 挨拶をしました。 「はじめまして。 私たちは二人でクレアと言うの。音楽は好きなことや得意なことだから夢中で覚えたわ🎵」 「君は音楽が好きかい?」 ライオン君がいまりんに質問しました。 いまりんはシドロモドロになって 「私、音符も読めないし楽器も弾けないの。。。」 と答えました。 少女がいまりんに聞きました。 「はじめまして。私はオカリナ姫。じゃあ、歌は?」 いまりんは暗い顔をして 「うん。。。。好きだけど。。。アレルギー性の喘息になってしまったの。歌うのが怖くなったの」 オカリナ姫とクレアはいきなり、 アドリブで合奏し始めました。 なんと、いまりんの得意な歌ばかりです。 何で私の十八番知ってるの? でしたが いまりんは思わず音楽に合わせて 歌い出しました。 いまりんは自由に伸び伸びと 歌い、クレアとオカリナ姫と 共演を果たしました。 歌っているうちに今までの暗い気持ちが吹っ飛びました。 すると、虹のシャワーの向こうに 死んだはずのお父さんが 笑顔で拍手をしています。 その隣には、いつも心配ばかりかけているお母さんが拍手をしています。彼氏のはぐ助はやおも笑顔で拍手しています。 クレアとオカリナ姫は プロフェッショナルな アーティストでしたが いまりんに、これを機に 歌を習うように勧めました。 「好きこそ物の上手なれ、だよ?いまりん?」 ライオン君がたてがみを揺らしながらウインク😉 ネコちゃんもオカリナ姫も 微笑んで いまりんをハグしました。 朝日が上り 夢から醒めたいまりんは 蜜蜂の彼氏のはぐ助はやおに プレゼントされたホームシアターオーディオで 思いっきり好きな歌を歌いましたが喘息に悩まされていて 喉が弱くなっていました。 いまりんは雨の中、 再び森へ行きましたが ネコちゃんとライオン君は もう、いませんでした。 スマホのYouTubeで 少女は相変わらず人気者で オカリナを颯爽と吹いていました。 いまりんは呟きました。 「あれは夢だよね。。。」 雨が上がり、虹が出て 遠くから風に乗って演奏が聴こえてきました。 ピアノとオカリナの合奏でした。いまりんはその音を頼りに歩き出しました。 ~終わり 妄想☆七面蝶劇場 虹色シャワーコンサート勇気のメロディ ~クレアとオカリナ姫と みつばちハッチいまりん 森の中で3匹と1人は 知り合ってからだいぶ、日にちが経っていました。 クレアとオカリナ姫といまりんは 演奏の練習をしていました。 いまりんはどうしても 歌が上手く歌えません。 すると、音楽界のドンと その恋人のムンムンが ベンチに座っていて 演奏を聴いていました。 「変な声。下手くそ❗」 とムンムンがいまりんの声を バカにします。 いまりんは言い返そうとしましたが オカリナ姫が遮って 「それはないわ?」と ムンムンをビンタしました。 ライオン君が恐る恐る言いました。 「その人は音楽界の偉いひとだよ。 オカリナ姫」 ムンムンは怒って 「何よ。この娘?パパちゃん、 制裁加えてやって❗」 と言いました。 音楽界のドンは オカリナ姫をその日から 音楽界から干しました。 クレアをスカウトし、 グループを解体させました。 クレアは苛められるのも干されるのも怖かったし プロフェッショナルだったけど 有名になる2度とないチャンスだったので言うことを聞きました。 いまりんは責任を感じて オカリナ姫に泣きながら謝りました。 「オカリナ姫?私のせいで ゴメン。私の声、本当に変だよ?からかわれたの初めてじゃないの。。。」 オカリナ姫は言いました。 「いまりん?いまりんのハスキーな声、私は好きよ?個性的でいいよ👌自信もって❗」 いまりんはオカリナ姫が あんなに華やかな世界にいたのに、自分を庇って干されたのが 申し訳ありませんでした。 クレアのコンサートが 開かれると風の噂で聞いたので オカリナ姫といまりんは お祝いに楽屋に行きました。 でもクレアは 裏切ったこと、いたたまれなかったせいか2人に会おうとしませんでした。 本番のコンサート。 クレアはいつもの調子が出ません。。。クレアは森で練習した日々を思い出していました。 クレアはオカリナ姫といまりんを 客席に見つけると ライオン君がたてがみを揺らしながら、ネコちゃんに向かってウインク😉しました。 ネコちゃんもそれを見て 「今日のゲストはオカリナ姫👸 それに歌手のいまりんを紹介します」 ステージでクレアとオカリナ姫は 音楽を奏でました。 クレアは優しい調和の取れた穏やかな癒し系ソロデュオ、 オカリナ姫はオカリナの女王と讃えられているほどの腕前で メロディアスで軽やかでピュアなソロ。。。 次はいまりんの番でした。 いまりんはオズオズしていました。 自分のコンプレックスな声と、 アレルギー性喘息で 怖くて中々歌えません。 いまりんは オカリナ姫の言葉、 自分の声を好きだと言ってくれたことと クレアの指導の練習を思い出し 思いっきり力強く歌いました。 舞台セットや照明が 虹色のシャワーに見えました。 「あの夢だ❗あの晩見た夢だ❗ お父さん⁉️天国から観ていてくれてるの?お母さんは?彼氏のはぐ助はやおは?」 いまりんは両親の姿とはぐ助はやおを客席にいるとイメージします。 演奏や歌がエンタケナワになると 客席はスタンディングオーベーション。 舞台袖で音楽界のドンとムンムンが現れ、ムンムンが 「パパちゃん?何とかして❗」 とせっつきました。 音楽界のドンはクレアとオカリナ姫といまりんに降参しました。 ムンムンに音楽界のドンは 「ステージは神聖な場所だよ。。。誰も邪魔することなんか出来ないんだよ。。。」 さすがに音楽界のドンは恥を知っているようでした。 アンコールが求められ クレアとオカリナ姫といまりんは 夢の虹色のシャワーのコンサートを成功させました。 終わり