ある日の注文品!
ショート140g イサキ稚魚グローベリー
10月の隠岐の島ツアー実釣中のエブフロ吉田店長から注文LINEが
吉田 「このエリアはベイトフィッシュでイサキの稚魚を捕食しているので11月の
隠岐の島ツアー用にJr155g ショート140gで小イサキカラーGB
各5~10本お願いします」
「11月の隠岐の島ツアーに間に合えば大丈夫ですよ~」と
この注文LINEをもらったのが10月29日
次の隠岐の島ツアーが11月10日からの日程
作成や発送期間、自分の都合を考えると、、、、、
いや無理 無理!
ツキ「さすがにその期間では難しいっすよ~」
吉田「そうですか、、、、じゃあ数本だけでも(笑)」
いや、、、本数の問題じゃなくて、、、、
吉田「あっ!・・・ 無理はしないでくださいね(笑)(笑)」
これって、、、、、
絶対に作れよ!寝る間を惜しんで作れよ! って事やん💦
通常のジグ作成では 鋳造1日、金属下処理2~3日、ホロや塗装下地、塗装で3~4日
コーティングで1週間と乾燥期間数日、その他パッケージングや発送準備などなど
少なく見積もっても完成までに約2~3週間かかります。
それを数日で作れとは! ブラックだぜ、吉田店長!
エブフロの社畜と化したツキジグはダメ元で作業に取り掛かります。
とりあえず新たに鉛を鋳造している暇はないので鋳造済のストックから
ショート140gをピックアップ!
金属の下処理のパテやサフはストーブをガンガンに焚いて強制乾燥
秋なのに室温は30度超え💦
ホログラムはいつものシールタイプだと段差埋めに時間が掛かるので
熱転写ホログラムを採用
不慣れな熱転写ホロなので曇りやシワなどありますが、、、許して下さい(-_-;)
塗装はいつも通りに行った後、ドライヤーで強制乾燥
そして残る課題はコーティング!
いつもは2液タイプのウレタンクリアを吹き付けで行っているのですが
毎日朝晩コーティングしたとしても最低5日かかり、かといって
コーティング回数を減らす訳にもいかないので
今回はコストを無視してエポキシを使います。
自分の感覚ではエポキシ2回塗布でウレタン10回程度のコーティング厚が望めます。
プラグ作成時にはエポキシを採用しているのでジグでも強度は問題ないはず!
気泡に注意しながら筆塗りでエポキシを載せていきます。
1回目の塗布から約6時間後に2回目を塗布し完了
稚拙な熱転写ホロもベイトフィッシュカラーと相まって
ナチュラルっぽく見えて、これはこれでOKでしょ!
という感じでかなりドタバタの作成となりました。
今回は過去に無いぐらいの急ピッチの作成でしたが、それでもツアーの戦力ジグ
として頼りにされているのは嬉しい事です👍
自分みたいな個人ルアービルダーにとっては小回りの利いた対応や柔軟な姿勢も
重要になってきますからね。
それでは皆さん11月の隠岐の島ツアー頑張って下さい(^_-)-☆