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くつろぎ読書

10/30 第106回くつろぎ読書会 終了レポート

2022.11.03 04:30

10/30(日)に開催した、課題本読書会の終了レポートです。

 

課題本:『夢十夜』

夏目漱石(著)

開催日:2022年10月30日(日)9:30-11:30

場所:池袋駅周辺のカフェ

参加人数:6名

 

学生の時、友人から「センター試験で夢十夜の第1夜が全文掲載されおり、あまりの美しさに不覚にも涙を流してしまい試験どころではなかった」と聞き、手に取ったのが初読みでした。

 

それから数年たち、新聞で夏目漱石の生誕100年&没後150年を記念して、夢十夜含めた作品が連載されており、なんとなく毎日読んだのが2回目。

 

そして、またなんとなく課題本読書会を開催することになり、3回目。

 

通算3回読んでみた感想ですが、やはり文章が素晴らしく美しい!

そして印象に残る話が毎回異なるんですよね。。。

あれ、こんな話あったっけ?

これはこういうことなのかも?などなど

 

時代を超えて愛される本は、1冊で二度も三度も楽しませ、読み手を毎度フレッシュな気持ちにさせてくれるのかもしれないですね。

 

今回の読書会では、みなさんのベスト3を決めていただき、人気のあった5話を中心に感想をシェアしました。

 

<参加者様の投票結果>

第一夜 男と女と花のお話 4票

第三夜 子供と父親のお話 4票

第二夜 和尚と侍のお話 3票

第六夜 明治の運慶のお話 3票

第7夜 船から落ちるお話 3票

 

<気に入った一説>

■「百年はもうきていたんだな」とこの時はじめて気が付いた。  第一夜

 

■どうしても悟らなければならない。自分は侍である。もし悟れなければ自刃する。侍が辱められて、生きている訳には行かない。奇麗に死んでしまう。 第二夜

 

■そのうち頭が変になった。行燈も蕪村の画も、畳も、違い棚も有って無いような、無くって有るように見えた。といって無はちっとも現前しない。ただ好い加減に坐っていたようである。ところへ忽然隣座敷の時計がチーンと鳴りはじめた。はっと思った。右の手をすぐ短剣に掛けた。時計が二つ目をチーンと打った。 第二夜

 

■こんな悲しい話を、夢の中で母から聞いた。 第九夜

 

■庄太郎が女に攫われてから七日目の晩にふらりと帰って来て、急に熱が出てどっと、床に就いていると言って健さんが知らせに来た。 第十夜

 

■庄太郎は助かるまい。パナマは健さんのものだろう。 第十夜

 

さいごに:

ページ数が少なく、入手しやすい本のためか、久しぶりに課題本読書会が満席になりました。


夢をモチーフにした作品のため、皆さんの普段見る夢の話になり、以外と悪夢を見ている方が多いので驚きました(笑) 将来の夢といった「起きて見る夢」を発表する場は多いですが、「寝て見る夢」を語る場は極めて少ないので、今度そんな会をやったら楽しいかもですね。

 

ご参加の皆様、ありがとうございました。