福祉原理
格差の大きすぎる社会では、下の方の人間だけでなく、上の方の人間も転落の恐怖に怯えながら生きていくことになるので、非常に生きづらいです。なので、下の方の人間を政府等が援助することで生きやすい社会になるという前提のもとで話します。言い換えると、福祉にはなるだけ力を入れた方がいいということです。今回は、この福祉原理について話します。
支援の仕方として、身体的な支援と、精神的な支援が考えられます。(金銭的な支援は、そのお金を何に使うかという話に帰着するので、結局身体的な支援や精神的な支援の話になると思います。)身体的な支援には、医療や介護などの支援が考えられるでしょう。これは、医学的な話になって複雑そうですが、とりあえず健康的な食事を心がけることは大事でしょう。栄養バランスを考えて、色んな美味しいものを食べられる環境を整えられるといいですね。腸内細菌のことも考えて、腸内環境を整えることも意識するとなおいいでしょう。ただ、余裕がなければ最低限の衣食住だけでも、ということになるかもしれません。
また、精神的な支援としては、体癖的に考えて学問(1種、2種)、芸術(3種、4種)、労働(5種、6種)、競争(7種、8種)、社会性(9種、10種)の5つに関する教育の場を提供することが大事でしょう。ただし、ここでは対象が精神的な支援によっていつか自立する前提で話しているので、そうでない場合は介護等の話になってくると思います。
●学問…覆らないような基礎的な知識を学ぶことができれば、何が正しくて何が間違ってるかの判断がつきやすくなり、生きやすくなります。
●芸術…美しい絵や音楽などに触れることで美的感覚を磨き、その人なりの魅力を身につけることができます。
●労働…適材適所、各々が自分に向いている仕事を見つけることで、経済的に自立して生きていきやすくなります。
●競争…何事にも勝ち負けは付きまといます。正々堂々と勝負し、ライバルと切磋琢磨して得られるものは多いでしょう。
今回は福祉原理について話しましたが、どちらかというと学校のあるべき姿について話した感じになりました。各体癖のエネルギーの使い方を学ぶことは有用だと思いますし、みんなが自然にエネルギーを使えるようになって、生きやすくなるといいですね。