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泉健太先生「北朝鮮の危険極まりない行為について断じて容認できず、非難する」

2022.11.04 05:16

 今日の記者会見で泉健太先生は冒頭「北朝鮮の危険極まりない行為について断じて容認できず、非難する」と述べ、「平壌政府」(自称「朝鮮民主主義人民共和国」)によるミサイル発射を非難しました。

 立憲民主党は昨日も玄葉光一郎先生の名前で「このような行動は地域を航行する船舶等を危険にさらし、安全を損なう蛮行であるだけでなく、我が国を含む地域の緊張を高める挑発的な行為であり、断じて容認できず、厳に非難する」との声明を出しており、改めて代表の口から党の立場を確認した形になります。

 また、Jアラートが発出されていたにも拘らず実際は日本上空を通過していなかったことが判明した問題や、Jアラートが発出されていた地域に通知が実際に入っていなかった問題について、泉健太先生は「改めてJアラートのあり方、国民にとってどう伝わるかは改善が必要であると思っているので、立憲民主党として政府に求めて参りたい」との見解を示しました。

 「平壌政府」の問題に対処するため日韓議員連盟の活動を始め日米間の連帯が強まっていることにも触れ、韓国が新政権になり反日色の強い前政権とは異なって日本に協力する姿勢を見せていることを評価、「韓国との連携も非常に重要になってくると言う認識を以て注視していきたい」とも述べました。

 朝鮮半島問題に於いては、日本は『日韓基本条約』以来大韓民国を朝鮮半島唯一の正統政府であると言う立場を取っており、立憲民主党もそれを変更する主張はしておりませんから、私もその立場に立ち非正統政府である「平壌政府」に対しては韓国との協調が大切であると考えます。私自身、過去には日韓クロッシングの活動に参加していました。

 なお、泉健太先生は「慰安婦」問題での韓国司法の暴走には党として抗議しており、韓国への売国外交を推進している岸田政権とは一線を画しています。ただ、売国も国益を損ねますが、いたずらな韓国敵視政策も国益を損ねますので、その点は所謂「嫌韓」論者とも一線を画していきたいと考えます。

 立憲民主党は参院選の公約でも「国際法を尊重した適切な対応を行うよう、日韓請求権協定に基づく協議を行い、わが国の企業の利益を守ります」「慰安婦問題については、韓国に対し、最終合意を誠実に遵守することを厳しく求めます」との立場を示しています。言うべきことは言い、協力すべきところでは協力するのが、健全な日韓関係です。

 また、家庭連合(旧統一教会)の被害については、泉健太先生は「自民、公明の非常に後ろ向きの姿勢の中で、闇に葬られる恐れを感じる」と述べられました。

 過去の記者会見でも泉健太先生は「自民党が、一般的には韓国に対して厳しい姿勢を取っているように見えて、実は韓国に日本のお金をどんどん送金する団体から強い支援を受けていた」ことを「本当に矛盾」と指摘しています。

 寺田稔大臣の『政治資金規正法』違反問題でも辞任を求める姿勢を改めて示しました。

 寺田稔大臣は過去には家庭連合の教祖である文鮮明が設立したことを公式サイトに明記している団体である国際勝共連合の会合に会費を支払っていたこともあります。そのような人物を同じ派閥であると言う理由からか総務大臣に任命した岸田首相の責任も強く問われなければなりません。

 走行距離課税についても「地方では自動車が一人一台のケースもある」とし、地方の人間のライフスタイルに触れ、「東京中心・高所得者中心」の考えであると指摘しました。

 地方の人間の生活を考え、東京一極集中から脱却した政治をしようとしている泉健太先生を改めて支持したいと強く思いました。