レバン ビル ヒヤール
アッサラーム アレイクム。
ヨルダンの農家に住む佳子です。
ヨルダンにもやっと春が来て、土漠の一部にはうっすら緑の草が色付き始めました。
アーモンドの花が散り早々と実が付き、こちらではその青い時期に実を摘んで、塩を付けて食べる季節となりました。
それも皮もまるごとです。
これからどんどん青い実のフルーツが食べれるので、皆楽しみに待ってるはずです。
私にすれば、もう少し我慢して熟すのを待ってもらいたいのですがね。
住んでいて感じた事は、かなりこちらの人は酸っぱいものがお好き。
この青い実にしても、食事にたっぷりレモンをかけたり、ヨーグルトがいつも添えられたり、確かに健康的ですね。
日中20度になる昨今では少しさっぱり酸っぱいものがほしくなります。
そんな中で、今回は、なんやらして混ぜるだけの超ウルトラ簡単なヨーグルトのメニューをご紹介いたしましょう。
日本ではヨーグルトと言えば、ジャムやハチミツ、フルーツなど甘いものと一緒に食しますが、こちらでは塩味なんです。
その代表的なヨーグルトサラダが「レバン ビル ヒヤール」です。
レバンはヨーグルトの意味です。
(エジプトではミルクの意味ですのでご注意を!)
「ビル~」=「~と(and)」
ヒヤールはキュウリ。
キュウリのヨーグルトサラダでとても簡単で超美味しい。
トルコ名は「ジャジック」です。肉料理にはぴったり合うさっぱりサラダです。
またヨーグルトに水と塩を入れ、ミキサーにかけただけのドリンク、「シャニーネ」と言う飲み物も庶民に人気があります。
お店でも市販されていますので、中東にお越しの際はトライしてみてはいかがでしょうか。
皆様も是非お試しください!
多めに作って美白のためにお顔のパック(ヨーグルト&きゅうり)にしても良いですよ~!!
(4-6人分)
<材料>
ヨーグルト 400g
きゅうり 200g
塩 小さじ1
にんにく 半片
乾燥ミント
<作り方>
①ヨーグルトを大きめのボウルに入れる。
②きゅうりを細かく切る。みじん切りでも良い。
③にんにくをすりおろすか、つぶす。
④①に②と③と塩を入れて混ぜる。
少し置いておくときゅうりの水分が出るので、サーブする前にまたよく混ぜる。
⑤香り付けとしてミントやオリーブオイルをふりかけても良い。
※主婦の知恵ですが、パック入りのヨーグルトが少なくなってきたら、お水を少し入れて振るときれいにヨーグルトを使うことができ、これを作ると良いですよ!