不満との付き合い方
http://readman.jp/movie/6120/ より
コーチング 不満との付き合い方 アファメーション苫米地英人さん著とアファメーションルータイスさん著を読み直して
『不満との付き合い方 アファメーション苫米地英人さん著とアファメーションルータイスさん著を読み直して』コーチング的観点で自分の会社を見たら不満だらけだった。9期を終えて10期目突入。9期の決算は結構良かった。会社の売上も上がり、スタッフの報酬も私の報酬も上げられた。つきあえるお客さんも増えたし、何より、リピート頂けるお客さんが多かったのが嬉しかった。中には6-7年前からうちと付き合い続けてくれているお客さんもいて非常に嬉しい。労働環境としても、サービス残業はゼロで、有休消化は100%絶対やれるようにしてるし、残業代も完全に支給。スタッフの健康をしっかり見つつ、何より、皆で一人当たり月100~1,000冊以上読書してる。
世間的に見ればこれは充分成功なのかもしれない。だけど、かつて無いほど、今まで経営してきた中で一番今が不満だらけ。自分の中のイメージからするともっとやれてる、もっと出来ていて当然、更に更に成長していて当然。そのギャップが不満を産んでる。この不満こそ成長する源泉。アファメーションがうまくいってる証。現状を超えたゴールにリアリティを感じてるからこそそのギャップを埋めようとエネルギーが生産されている証拠。
多くの人はセルフコーチングをする際に、不満を感じると『不満をネガティブなモノ』として遠ざけようとする。そうじゃなくて、現状に不満を感じる自分を褒めてあげて欲しい。今の状態が嫌だと感じるからこそ、成長しよう!というエネルギーが生まれる。不満とはポジティブなモノだ。不満と上手に付き合うと、いくらでも自分を成長させていくことが出来る。
これは一歩間違うと恐ろしい方向に向かう。人間は一つのコンフォートゾーンしか維持できない。不満を感じたら『現状を押し上げて不満を満たす』というポジティブな方向に向かってコンフォートゾーンを維持するか、『現状と目標自体を押し下げて、諦めて不満を無くす』という風にコンフォートゾーンを維持する。
簡単に言うと、前者は不満をエネルギーに変えて前進して新しいより豊かなプラスのコンフォートゾーンに行く。そして不満を無くす。後者は不満を諦めてコンフォートゾーン自体を下げて新しい、更に低いマイナスのコンフォートゾーンに行って不満を無くす。後者が癖漬けされてしまうと、人間はいくらでもコンフォートゾーンを下に下に下げていく。簡単に言うと負け犬根性が身についてしまう。これは勿体ない。どんな時でもいい。不満を感じたら是非味方にしてあげて欲しい。
ついでに言うと私は自分の読書スピード・理解力・蔵書数、、もろもろが全部が不満だ。遅過ぎると感じてる(笑)たった月1,500冊?すくねー!!って本気で思ってる。それ故に不満が生まれて、更に向上しようと思える自分を褒めてあげたい。というわけで今日も読書!!!